PとJK 解説&感想記事
第9巻解説 【修学旅行!衝突するカコと仙道】 ←new!!
PとJK 第5巻のあらすじ
カコの学力が明らかに!
中間試験の勉強に取り組むカコと三門。
しかし問題が全然わからない!!その反面ジローは、大神にスカイプで勉強を教えてもらい、余裕をこいている状態。
この状況を見て、カコと三門は功太に家庭教師をお願いすることになる。・・・だが、2人の珍回答にあきれる功太。そんな時、ジローも大神がバイトで見てもらえなくなったため家庭教師をしてもらいにやってくる。
3人は別々の部屋で勉強をスタート!功太はそれぞれの部屋にルーティンで勉強を見てあげることになる。勉強以外の話題をふられてタジタジしつつも、なんとか勉強終了!
2人が帰宅した後、カコは功太に夏休みは連休がとれそうだからどっか遠出しようといわれ、カコはきゅんきゅん。
「絶対補習になんなよ。」
過去と向き合う攻太、いざ実家へ
試験の結果、カコ達は無事補習を免れるのであった。そんなカコは、功太の実家に行きたいという。
「ずっと怖くて帰れなかったけど、たぶん今なら帰れると思う。」
功太は、過去とも向き合うことを決める―――。
夏休みの連休、2人は功太の家のお墓参りをしていた。やっと挨拶をすることができたとほっとしているカコ。この後2人は、功太の姉が住んでいる功太の実家に出向く。
そんな中、功太は姉に言われて買い物へいくことになり、その間カコは姉にすすめられ功太の子供の頃のDVDを観ることになりテンションMAX!
一方功太は、買い物をしているときに、老人がお金を落として文句をいれている状況を目撃・・・!功太はお金を拾うのを手伝ってあげていたのだがその時偶然、同級生だった西倉あやと遭遇する。
帰りが遅い功太を気にし、姉が功太を探しに行く。
「いろいろ思い出して、動けなくなっているんじゃ・・・」
姉の心配をよそに、功太が西倉あやの髪の毛に触れている場面に姉は遭遇!姉は功太を蹴り飛ばす。
「待ってください!」
そんな功太をかばう西倉あや。西倉あやからの話を姉は聞くことになる―――。
「君たちどういう関係なの?」
「しがない新聞屋です。」
功太は、タバコを吸いにその場を離れる。姉は西倉あやに対し、功太が彼女を大事に扱っているように感じたということを伝える。
功太との関係に疑いを持っている姉に対し、西倉あやは過去を話し始めるのだった。
功太のヤンキー時代
―――そもそも西倉あやと功太は同じクラス。
西倉あやが新聞配達をしている以外は特に接点がなく、淡々と日々を過ごしていた。このときから、素行の悪さから様々な悪い噂が功太には飛び交っている状態。
町自体が狭いことから、時折この噂の怖さに恐怖をも感じていた西倉あや。そんなある日、功太の家にいつも通り新聞を届けに行った矢先、功太が思いっきり顔面を躊躇なく蹴る場面に遭遇する。
「悪人だ・・・」
これが西倉あやの功太に対する最悪な第一印象となったのだった。だがそんな功太とは高校2年の時、西倉あやは同じ委員会になってしまう。
どちらか1人が委員会を無断欠席した際には、掃除をするというペナルティーが課せられてしまい、委員会をさぼっている功太に西倉あやは委員会に何度も出るようにお願いをする。
だが功太にはにらみつけられるだけで、全く効果なし。
「頼もう!」
ついに西倉あやは功太にキレだし、委員会に出ろと説得する。実は、西倉あやが功太に話しかけていた時は、功太がヘッドホンで爆音で音楽を聴いており今までの会話は功太に届いていなかったのだ。
「そんなふうにしていたら、いつか大事な言葉を聞き逃すんだから!!」
「なにそれポエム?うけんだけどー」
だがそれ以来、功太はしっかりと委員会に出席するようになるのだった。委員会が遅くなったある日、功太は西倉あやをさりげなく送る。
こういった日々を送る中、だんだん功太が怖いと思わなくなってくるようになるのだった。そんなある日、西倉あやは学校を休んでいた功太の家にプリントを届けに出向く。
「ゲームしようぜ!」
ひょんなことから、2人でゲームに熱中することになる。そんなとき、新聞が届き新聞を読む功太。夕飯までに帰らないといけない西倉あやは、この後すぐに帰宅するのだった。
帰宅した西倉あやは功太の家に行ったことに対し親に注意される。その際、ふと新聞に目が行き功太が見ていた新聞のページを開いてみると、そこには功太の父親が活躍した記事が・・・。
西倉あやは、功太が悪人だと思えなくなっていたのだった。
以前よりも距離が縮まってきた2人だったが、父親のことだけは話してくれない功太。
功太と別れた後、功太がケンカをしている場面を見てしまう。
よくよく見ると、功太対複数人!功太をかばい、西倉あやはけがを負う。警察署にて、母親に怒られる西倉あや。功太も父親に引き取られ、父親から西倉あやは謝罪を受ける。
「謝らなくていい!」
西倉あやはそういうものの、功太の父親に正論をばっさりかまされてしまう。この一件以来、新聞配達のエリアも変えられた西倉あやだったが、久しぶりに早朝、功太と遭遇する。新聞配達を手伝う功太。
功太のおかげで、いつもより15分早く新聞配達が終わり、喜ぶ西倉あや。
「全然守れなくてごめん。」
功太から謝罪を受ける。
「わたしだって佐賀野くんを守れなかった・・・」
西倉あやも号泣するのだった。
そんな過去があったと姉に話す西倉あやは、勝手に功太に近づけていた気でいたと話す。
「好きだったと思います。」
だが、その後あの事件が起こったのだという。功太の父親が亡くなったという事件が―――
つらつらと感想を
今回はカコというよりも、功太の過去についてと回想シーンが大半の巻でした。
無事に中間テストを乗り越え、功太と実家へ・・・!まではよかったのですが、もう西倉あやの話す過去がもう功太ファンに対してやきもきさせたのではないでしょうか。
私もその一人で(!)もう西倉あやはフルネームでネタバレを書く始末に・・・。でもここでとても良かったのはやっぱりあのサバサバした性格を持っている功太の姉ですよね!
功太の姉がずばずばと西倉あやに対して突っ込んでくれたのでこの辺りはとても安心して読み進めることができましたし、本当にすばらしかったです!
過去の回想シーンだからといっても、カコではなく西倉あやとの距離が縮まっていく感じを読み進めるのはなんかもう、「やーめーてー!(涙)」みたいな気持ちが出てきていたのですが、無事おかげで読み進めることができましたよ、はは。
それにしても、ちょろっと功太の父親も出てきたわけですが功太の父親の正論論破、流石だな、すごいなあなんて感心してしまったりしたのはここだけのハナシ・・・
そんなこんなで、5巻も終わってしまい次はいよいよ6巻突入!より功太の過去が明らかになるのですから、み、見逃せませんよね!!
PとJK事件ファイル
過去編のため更新なし!やっぱり大神さんのせいじゃ(ry
No | 事件 | 事件概要 | 巻数 |
No1 | 変質者の登場 | 携帯を落としたフリをし一緒に探してほしいという手口で、女子高生を暗がりに連れて行こうとする不審者が現れる。某警官がその場に居合わせたため即時解決した。 | 1巻 |
No2 | 高校生集団暴行 | 特定の警官に復讐するために、某高校の不良集団が集団暴行を企てた。この結果、女子高生Kが額を負傷するも、某警官がその場に居合わせたため即時解決した。 | 1巻 |
No3 | ひったくり | 白昼堂々と女性の鞄を盗難する事件が発生した。某警官がその場に居合わせたため即時解決した。 | 2巻 |
No4 | 高校生集団暴行 | 特定のメンバーが抜けたことに腹を立てた不良グループがこれの報復を実行した。某警官は少年Oの行動を認知していないため、この事件を防ぐことはできず少年Oはボコボコにされた。 | 2巻 |
No5 | 財布の盗難 | 某高校の某クラスにて財布が紛失した。少年Oが自らが犯人だと自供していたが、某警官が少年Oの特定の人物をかばう意図を看破し、真犯人を特定し解決した。 | 3巻 |
No6 | 虐待・傷害事件 | 少年Oが父親に暴行を受ける事件が発生した。某警官が少年O家にアクロバティックに突入、父親を原稿逮捕し解決した。 | 4巻 |
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