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第56話 自己主張
3回裏
新入生 0
上級生 8
緊張しながらもなんとか捕手奥村の期待に答えたいと思う浅田。
最高のボールをーその想いで投じた一球はまさかのすっぽ抜け…
と思いきやボールは急激な落下を見せ、奥村のミットに収まった。
OB
「…今のは?」
「カーブ?」
「でも今の落ち方…」
奥村
「右投手でも稀有なタテに大きく割れるドロップカーブ」
「それがサウスポー独特の軌道で曲がってくるんだ」
「投手としてこれほど強烈な個性はない」
奥村の高評価をよそにボールになってしまったことに動揺する浅田。続けた2球目、ここもやはりドロップカーブ。
上級生バッターは合わせに行くもこれを空振り。これには外から見ている一年生捕手・由井もタイミングを外すために使えると高評価していた。
奥村
「次は外に」
「真っ直ぐ」
要求通りに決まったボールをバッターは引っかけて内野ゴロ、これで2アウトとなる。ますます勢いづく1年生チーム。
カーブの後だとストレートも早く見える、さらにコーナーに投げれたことを高評価するグラウンド外の前園。
浅田の勢いは止まらない。続くバッターに対してもドロップカーブ中心で配球を組み立て、またしても内野ゴロ。上級生チームに対して無失点でこの回を切り抜けた。
3回裏
新入生 0
上級生 8
奥村
「ピッチャーが流れを作ってくれたんだ」
「今度は俺たち野手陣の番だな」
「まずは塁に出て守備を切り崩そう」
メットを被る瀬戸、バッティンググローブを着ける奥村で次回へー
淡々と感想を
奥村、意外と熱いやつでした(笑)
はい、守備から流れを変えようと息巻いていた奥村きゅんですが、浅田くんの魔球・ドロップカーブも炸裂しこの回無失点。
部長の情報によると浅田くんは軟式野球出身らしいのですが、問題なく硬式球に対応できていますね。まだ入部して数か月なのに、やはり名門に入ってくるだけはあるんですね…
てか瀬戸の活躍はよ!!
瀬戸の守備・走塁での活躍を数週間前から心待ちにしていた私。遡れば秋大の帝東戦の観戦している時から彼には期待しておりました。
なんがメガネのチャラ男キャラって好きなんですよね…果たして奥村きゅんとのコンビで得点できるのか!待て次回!
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