PとJK 解説&感想記事
第9巻解説 【修学旅行!衝突するカコと仙道】 ←new!!
私の様なしがない社畜の耳に入るほど、この作品は世間で有名になってきました。はい、今回ご紹介するのは今話題の人気少女漫画『PとJK』でございます。
今年2017年3月25日に実写化映画(主演:亀梨和也、土屋太鳳)が放映される本作品。タイトルからはいかにも禁断の恋愛臭しかしませんが、その実態はどうなのでしょうか。
本記事では解説部と感想部に渡ってコミック1巻を紹介していきます。結論から言ってしまうと「!?」な展開が繰り広げられるのですが、警察繋がりということでこち亀を読むようなゆるーい感覚でお読みください。
PとJK 第1巻のあらすじ
友達に誘われて行った合コンで…
この物語の主人公・本谷カコは高校1年生。親友の三門や、ジロー達と共に充実した高校生活を送っている。
そんなある日、三門の姉が企画した社会人合コンのメンバー不足で、三門と共にカコも合コンに参加することになる。22歳の童顔学生という設定で。
うん、もうこの時点で既に1アウトだからね。
――合コン当日。
ややこしい設定で合コンに緊急参戦することになったカコと三門。当初は適当に楽しもう!なんていっていた三門は、ガッツリ合コンを楽しんでいる始末。
その反面、カコは合コン相手にテキーラをすすめられ、断れない状態になってしまう。
そんなピンチ状態を救ってくれたのが功太だった。功太にお礼を言いたいと思っていたものの、結局タイミングを逃しカコはお礼を言えずじまい。
だが帰り際、タイミングよくカコは功太にお礼を言うことができ、二次会に参加しないカコに合わせて功太は一緒に帰ることになる。
その帰り道がてら、めでたくカコは功太にアプローチされる。・・・ここまでは良いのだが、
そう。カコは22歳と年齢を偽って参加していた高校1年生。功太と会話をしていくうちに、カコがぼろを出しあっさりと年齢がばれてしまう。年齢がばれた途端、功太の態度が豹変する。
「ガキがこんな時間にうろつくな!」
「クソガキ!」
ぼろくそに言われ、タクシーでひとり帰宅を強いられてしまうのだった。
運命の再会!なんていくと思いきや…?
次の日、三門と自転車の二人乗りをしながら昨日あったことを話すカコ。
そんな時、ひとりの警察官に二人乗りを注意されるのだがなんとこの注意してきた警察官は昨日合コンであった功太だった。後の亀梨くんである。
カコは必至で話しかけるものの、功太はフルシカト。淡々と「警察官」としての業務をこなしていく。
「あのとき功太くんが仲良くなりたかったのは22歳のカコちゃんだもんね」
恋なんてはじまるわけない――
失恋のショックから立ち直れないカコは、三門に元気づけてもらうものの、帰りが遅くなってしまう。そんな帰宅途中に、カコは見知らぬ男性に声をかけられ、その男性が落とした携帯を一緒に探すことになる。
だが途中でその男性がおかしいことに気づく。王道の展開。逃げようとするものの逃げることができず、恐怖のあまり声がでない。
「何やってるんだ!!」
後にいやお前こそ何をやってるんだとツッコミをぶちかましたくなる例の男が助けに来る。功太はあの男性を捕まえ、カコを助け出してくれるのだった。
「怖かったな、もう大丈夫だからな」
このとき、功太がいかにカコを守ろうとしてくれていたのかが身に沁み、泣きながら謝るのだった。
「ごめんなさい」
そんなカコに対し功太は、「じゅうぶんいい子だよ、16歳のカコちゃん」と功太はなぐさめる。このときカコは16歳とかそういった年齢じゃなく、早く大人になり功太と隣に並べるようになりたいという気持ちが湧き出る。
警察とはなんなのか、引き寄せられる(?)2人
あの日以来、カコは交番にひんぱんに出向くようになり、功太と一緒に交番勤務をしている上司・山本さんとも仲良くなる。
そんな中、体育の授業で、身を守る特別講習が行われることになり、功太が特別講習で学校にやってくる。功太との実演をする絶好の機会にカコは立候補!!
・・・にもかかわらず功太に後ろから覆われた際にカコはあっけなく失神して保健室へ。その帰りに偶然、私服姿の功太と特別講習で一緒にいた婦警がいるところを目撃。
そのとき、ウサギの被り物をしたバイト中の同じクラスの友達ともたまたま遭遇し、この被り物をかぶって直接功太に探りを入れるカコ。
「デート中ですか?」
「今から署の飲み会です。彼女はいませんよ、カコちゃん」
あっさりウサギの被り物をしていることを看破されるカコ。公務員すげえ。そんな中、婦警にもっと警察官としての自覚を持てと注意される功太。
「警察の恥になるようなことはしません。」
この言葉にショックをカコは受けてしまう。功太からもらった防犯ブザーを見て切なくなるカコ。そんな中、いきなり防犯ブザーがひょんなことから激しく鳴り出す。とめようとしてもなかなか止まらない防犯ブザー・・・。
「もうやだ・・・」
そんな時、功太が現れる。
「カコちゃんどうした」
何と功太が防犯ブザーをききつけ、カコの元に飛んできてくれたのだ。もう色々とやばい。
「功太くんが好き」
言ったら全部終わるのはわかっていてもついにカコは功太に告白をしてしまうのだった。
「君の彼氏にはなれない」
功太からのこの返事で、あっさり終わってしまうことを痛感してしまうのだった。そんなカコに対し、三門は次へいけとなぐさめる。
ヒャッハー!ポリなんて怖くねーぜ!
警察官としての仕事をこなしている功太を見てさらに悲しくなるカコ。そんな中、学校で先生に雑用を押し付けられたカコは、ヤンキーが功太に仕返しをしようとしている(←ブタ箱行き確定)ことを知る。
ここ1巻の2アウト目ね。
盗み聞きをしているカコは、うっかりスマホを落としてしまいヤンキーに盗み聞きをしているのがばれてしまい、警察や学校にチクるなと脅される。
読者の「いや警察はマジでやめとけ」という若人の将来を心配する声もなんのその、ヤンキーたちの仕返しは功太へ決行される。
カコもその場に助けにいき、ヤンキーの攻撃から功太をかばい、顔に軽く傷を負い倒れてしまう。そのあとは他の警察官も集合し、高等教育の終焉とも思われる事件は一件落着(?)。だがカコは気絶し、病院へ運ばれた。
伝説の始まり
目が覚めたカコの元には功太がそばに。そんなとき、功太から再度「俺は君の彼氏にはなれない」と突き付けられてしまい落胆するカコ。
だがそのあと功太から
「俺は君と一緒にいたいんだっ!!」
「結婚しよう」
まさかのいきなりの結婚宣言!!これに驚いたカコだが、カコも功太に結婚したいと伝える。
「ありがとう」
「俺は君がいいんだ」
カコは、思わず号泣するのだった。うん、カコはまだ女子高生なんだ。3アウトなんだ。
そのあと、功太はカコの両親に無事挨拶を済ませるものの、カコの父はなかなか
許さない(当たり前だと思うけど…)。だが無事、カコの父と2人で腹を割って話し、無事許しを得る。
・・・しかしながらカコはまだ高校生。
高校を卒業するまでは、今まで通りで名字もそのままという通い婚スタイルをとる形で
2人の幸せがスタートするのだった。
つらつらと感想を
( ^ω^)・・・
え?
なになにどうゆうこと・・・??
いやダメでしょww相手未成年だからwwwJKだからwww
と理解が追い付いていないのですが、とにかく1巻からかなり展開が早いな~という印象でした。
まさかのいきなり結婚なんて・・・!ある意味交際0日的な、ね。「ええ!?」なんて始まったばかりなのにスピーディーな展開に驚く方も多いのではないでしょうか。全国のJKがキャーキャー言ってる一方でそのお父ちゃん達は卒倒してるよ。
あ、でも公務員だから良いのかな?(笑)
それにしても功太はなんてステキな男性なんでしょうか。本当に現実的には(色々と)ありえない男性ではあるのかもしれませんが、だからこそより惹きつけられますよね。カコがピンチになったらマジで拳銃ぶっ放しそう…
とにかく最初からここまでスピーディーな展開なので、今後もますますぐいぐい引き込まれるストーリーだと言えちゃいますよね。
なんやかんや言ったけど、ああ、早く2巻の展開が気になる!それならば、早く2巻目に突入しちゃいましょう。もうKindleで全巻買っちゃったので…。
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