ごだいぶろぐ 絶対大丈夫じゃないSEのぼやき

頭が封印解除しているシステムエンジニアのブログです。カードキャプターさくら クリアカード編の感想記事を定期更新中

【クリアカード編 原作47話】カードキャプターさくらを知らないSEの感想(ネタバレ注意)|あの頃の小僧が帰ってきた?もやもやする小狼

スポンサーリンク

★原作過去記事はこちらから!


 

さてさて、クリアカード編も47話までやってまいりました。都道府県の数だね(?)

 

先月はさくらちゃんの不安を煽る形となってしまった我らが次期当主様ですが、さくらちゃんのリアクションやいかに…

 

まずはあらすじからどうぞ。

 

クリアカード編第47話の流れ

落ち込む当主様

はぁ…と自宅の窓際でカーテンを掴みながら落ち込んでいる小狼。

 

ライトやダーク、そしてミラーやフラワー等のカードの面々がその様子を心配そうに見守る中、

 

彼は先日さくらに対して放った「夢見」の発言について後悔していた。

 

何故視るか分からないさくらの夢。

 

小狼が出てきたことを不安に思いながらも、「ただの夢」と笑顔を作っていた彼女に対して、小狼は「夢見には予知夢という意味もある…」と言ってしまった。

 

この発言が、結果的にさくらの不安を助長する様な形となってしまったと考える小狼。

 

余計なことを言ってしまったと頭を抱える彼に、ダークはやや躊躇する様に、ライトは無慈悲に素直にそれも事実であると小狼に同調した。

 

だとしても!言い方がまずかったと更に落ち込む小狼だったが、

 

主(さくら)ならきっと小狼の心配する気持ちを理解してくれていると、ミラーがフォローした。

 

と、少し落ち着きを取り戻した小狼に対し、ライトから進言があった。

 

ライト「まだ気になるなら、これは誘わねばーー」

 

※「跳」のカードは使っておりません

場面は変わって通学中の小狼。

 

赤面しながらも、頭の中ではさくらに謝る段取りをしっかりと考えている様子。

 

そんなこんなで少し歩くと、前方にさくらの姿が見えた。

 

呼び止めようとする小狼だが、当のさくらは何やら急に走り出してしまう。

 

何事かと追いかけると、何やら2人の小学生と会話するさくらの姿があった。

 

どうやらそのうちの1人の帽子が木の枝に引っかかってしまい、手が届かず困っていた様子だった。

 

事情を聞いたさくらは自分の荷物を近くのベンチに下すと、すぐさま木の幹を三角跳びで駆け上がり、帽子をキャッチしてみせる離れ業を見せた。

 

目を輝かせて拍手する小学生2人。

 

どうやら2人は友枝小学校の生徒らしく、さくらと同じく寺田先生が担当するクラスに所属しているとのことだった。

 

その一連の様子を見てほほ笑む小狼。

 

と、どこからともなくスマホのカメラを起動したまま出現した大道寺知世

 

さくらを含めて合流した3人は、一緒に学校へ向かった。

 

道中の話題はかつての担任教師である寺田先生のこと。

 

先に帽子を飛ばしてしまった小学生の男の子は、苦手だった算数が寺田先生のおかげで少しずつ好きになったとのことだった。

 

さくら「でも わたしは今も数学苦手だけど」

小狼( か わ い い )

なかよし2020年11月号カードキャプターさくらより引用

 

照れた様子のさくらに赤面する小狼。

 

(いや、そうじゃなく)

(いや、そうなんだが)

 

と少しパニックになりながら、頭の中ではなんとかして彼女をデートに誘おうと画策していた。

 

(いや、その前にちゃんと詫びて)

 

そんな思考を巡らす彼を見て何かを悟る大道寺知世。

 

空気を読んだかの様に、先生に用事があるといってその場を後にした彼女は、

 

振り向きざまに小狼へぐっと親指を立てた

 

知世からのエールに決心をつけた小狼。

 

ちょっといいか、とさくらを呼び出し、まずは予知夢の件で不安にさせてしまったことを詫びた。

 

わたしのほうこそ、と少し慌てた様子をみせるさくらだったが、

 

さくら「こういう時は」

「心配してくれた「ありがとう」だね」

なかよし2020年11月号カードキャプターさくらより引用

 

と微笑み返した。

 

ほっとした表情を見せた小狼だが、もちろん本番はここから。

 

小狼は赤面しながら、何とかさくらにデートに誘おうとする。

 

小狼「い」「い」「一緒に」「行かないか」

さくら「教室?」

小狼「で」「で」「デ……」

なかよし2020年11月号カードキャプターさくらより引用

 

そんな様子に痺れを切らしたものが、さくらの鞄の中から飛び出してきた。

 

ケルベロス

「デートってさっさと言えやー」

なかよし2020年11月号カードキャプターさくらより引用

 苦悩する脚本家

場面は教室へ。

 

小狼は依然として赤面した様子で、山崎からそのことを指摘された。

 

大丈夫だ!と両手を振り回すが、全然大丈夫には見えない。

 

そして別の意味で大丈夫ではなさそうな奈緒子の姿が。

 

目の下にはクマを作り、ヨロヨロした様子で教室に入ってきた。

 

原因は彼女が手掛けている舞台の脚本「二人のアリス」。

 

会心のネタに脚本を書く(タイピングする)手が止まらないとのことだったが、どうやら途中で行き詰ってしまったとのこと。

 

何やら脚本の中には2人のアリスに「決断」を迫られるシーンがあり、そこに影響を与える登場人物を欲しているとのことだった。

 

そんな彼女に対し、休んだ方が良いと伝える小狼。

 

じーっと見つめ返す奈緒子は少しの間を置き、「これだー!」と何かに閃いた様子をみせた。

 

そして…

場面はさくらと秋穂のクラスに。

 

パニックになっていた小狼とは対照的に、ほっこりした様子で教室に入ってくるさくら。

 

秋穂に少し顔が赤いことを指摘され、「なんでもないの!」と両の頬を手で押さえながら喜びが隠し切れない様子だった。

 

そんなさくらは、ふと秋穂の机の上に目を向ける。

 

そこにはケルベロスやモモのために製作されている縫物があった。

 

クオリティの高さに思わずはしゃぐさくら。

 

秋穂曰く、知世の教えがすごく分かりやすいからこそとのことだった。

 

この調子で海渡用のも早く取り掛かれるといいねというさくら。

 

笑顔で答える秋穂だったが、机の傍らにいたモモは怪訝な表情を見せていた。

 

一方その頃、当の海渡は

 

自宅にて胸を抑え込み、倒れかけの状態でもがき苦しんでいた。

 

運んでいたティーカップやプレートは割れた状態で床に散らばり、

 

視界にはもやがかかった様子で、自前の懐中時計は霞んで見えている。

 

苦しそうな表情で、「残された時間はあまりない」と呟いた。

 

 

感想&今後の考察

大丈夫か花江夏樹!?

  

 

なにやら苦しみ倒れこんでしまった海渡さん。苦しむ表情が最高にエロいとうとう強力な魔法を使いまくっていたツケが回ってきたのでしょうか。

 

小狼とさくら。

海渡と秋穂。

 

それぞれ護り、そして護られる立場のペア。

 

少し前の小狼は、「自分の身に何があってもさくらを守る」といういわば自己犠牲の精神で秘密裏に闘っていましたが、

 

さくら本人にさくらカードとクリアカードのことをそれぞれ打ち明け、2人で脅威に立ち向かっていくことを決意しました。

 

一方のカイト・インティライミさんは、モモという理解者こそいるものの、まさに少し前の小狼と同じく「自分の身に何があっても秋穂さんを守る」状態を続けています。強大な力を持つが故の絶対的な自信もあるのでしょうが…

 

自分の身を削り、滅ぼしてまで秋穂ちゃんを救ったところで、当の本人は喜ぶはずがない。以前モモが「早く気づきなさい」的なことを言っていたけど、こういうことなんだろうなぁ…

 

このままでは秋穂ちゃんが悲しむ未来にしかならないよ!別人格の花江を見習って!俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない系男子目指していこ?

 

ということでいよいよ切羽詰まった状態になってきているので、そろそろさくらちゃんのクリアカードガチャにて、海渡さんのお目当てのカードが来る…?

 

33話のリワインド(REWIND)のカードの時に「惜しい」と言っていたから、やはり時間を戻す系か、秋穂ちゃんの魔法集めちゃう系乙女の状態を元の文学少女の状態に戻す系の力を求めていると思うんですよねえ。

 

(ってかリワインドのカード出たの1年以上前なのか…)

 

苦しむ表情の海渡さんを見るのはすごく辛いのですが、お目当てのカードを引き当てたときの表情が正直楽しみです(小声)

 

安堵系?高笑い系?暗黒微笑系?ぜんぶ来い。

 

さてさて、今回は最後こそ暗い展開になったものの、我らが小僧が帰ってきた回でもありました。

 

今回ほどケロちゃん引っ込んでろよと思った回はない。「すまない」じゃねえだろうが「ごめんね」だろうがなんて思ってないよ。

 

この悶々とした小狼はクリアカード編だと逆に新鮮ですよね。

 

ライト姉さんやダーク姉さんと一緒に暮らすことで小狼くんの小狼くんが雷帝招来しないか心配しておりましたが、どうやらかつての李小狼を取り戻した様で安心しました。

 

そして寺田先生の教え子を語る謎の小学生たち。先生…貴方はまだ友枝小学校に…

 

何やら帽子が4~5mぐらいの高さに引っかかってしまったようなのですが、

 

何故そんなところに飛ぶんだい?(クリスティアーノ・ロナウド並の感想)

 

という疑問が浮かぶ間もなく、

 

跳んだ・・・ッッ!

さくらちゃん・・・ッ!!!

 

このライブ感よ。

 

かのストリートファイター・春麗さんも驚く三角跳び、お見事でした。跳(ジャンプ)のカードとはなんだったのか。

 

そんな姿をキラキラとした眼差しで撮影する大道寺知世様。この方はさくらちゃんを語っているときが一番お美しい…

 

ということで無事に(?)デートに誘えた小狼くん。良かったね。でも「この前の植物園はさくらが誘ってくれたから…」

 

 

っていつの話しとんねん!

単行本第3巻の話やぞ!

 

 

君らが行っていたいた植物園のチケットはね!もう消費税8%じゃ買えないのよ!君ら無料で行ったけれども!!

 

とにかく次回のデートはトラブル無しで終えるといいね。

 

純度の高いしゃおさく成分を抽出するため、ケロちゃんとスッピーはお留守番してください。

 

知世ちゃんは気配を消して撮影すること。

 

桃矢兄ちゃんはアルバイト店員として登場しないこと。

 

そして海渡さんはロキソニンを飲んで安静にしていること。

 

絶対邪魔すんなよ!?いいか、絶対だぞ!?!?!?

 

というフラグを立てておく。順番的にデート回→舞台回かな?今年中にデート回入るといいなあ…

 

それではまた次回!