ごだいぶろぐ 絶対大丈夫じゃないSEのぼやき

頭が封印解除しているシステムエンジニアのブログです。カードキャプターさくら クリアカード編の感想記事を定期更新中

【クリアカード編 原作64話】カードキャプターさくらを知らないSEの感想(ネタバレ注意)|ついに桃矢と雪兎の新たな力が判明…!

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★原作過去記事はこちらから!

 

クリアカード編第64話の流れ


 

感想&今後の考察

はじめにお伝えしておきますと、私は今回の感想記事をまともに書くことができないと思います。

 

いつもまともに書いてねえだろとか、IQ3並みの文章だから安心しろだの、投稿日以外誤報という温かいお声が聞こえてきそうですが、それでもあえて言わせていただきたいです。

 

とんでもねえことが起きちまった、今回のエピソードは。

 

もう扉絵の時点でやべえのよ。

散々騒がれていたさくらちゃんの「時計の国のアリス」のコスチュームね。

 

特に彼女の頭と胸の黒いリボン。

 

それはそれは存在感が凄まじい大きなリボンなのですが、白いドレスの清らかさを邪魔することはないし、アリスの世界観を損なうどころか、むしろ「不思議な国のアリス」の白と黒の世界感を存分に演出しているデザインとなっておりました。

 

要約すると超絶かわいい。

 

このハイセンスはデザインは唯一無二だなあと、しばらく私の時間が停止しておりました。

 

小狼くんはどこをとってもエロいからコメントのしようがございません。

 

挑発的な目つき、帽子を貫通した耳、おしゃれなモノクル、太めの尻尾。

 

歩く破廉恥かよ。

 

そんな彼に対して、先月までの私は「最初は舞台に立つことを渋っていたじゃーん!!!」ぐらいにしか思っていなかったのですが、なんと舞台に立つ決意をしたのは、少しでも近い距離で彼女を守るという気概によるものでした。

 

知らなかった…そしていじってすまんかった…

 

ちなみに反省も後悔もしてましぇーん。

 

そんな彼の秘めたる決意を、監督である柳沢奈緒子は露程も知らず、やっぱり李くんは猫にぴったりだよ!と上機嫌のご様子。

 

彼の決意を知らないおめでたい奴だな(呆れ)

 

そして事情を知る御一行は、演劇を観る中でやや警戒モードに。

 

神コスチュームの製作者の知世ちゃんも、会場の茂みに潜むケロちゃんとスッピーも、心配そうに舞台の役者を見守ります。

 

その中で唯一不満そうなのは我らがビッグブラザー・桃矢兄ちゃん。

 

小狼くんが高台から降りる演出に観客が沸く一方で、ひとり冷めた表情で舞台の様子を撮影します。

 

 

めっちゃ複雑そうな顔。

身内とは認めたものの最愛の妹の恋人だからね。

結婚式でもこの表情をしてそう…。

 

 

そんな兄の内なる心はいざ知らず、アリスと猫の演劇は続いていきます。

 

 

アリスが求めた世界へ誘う猫。

幻想的な空間に漂う時計の歯車。

 

 

階段の先にいる猫の手をとろうとしたアリスでしたが、そこで耳にしたのはやはりあのフレーズ、「おまえはもう戻れない」でした。

 

はっとするアリス。

 

もはや演劇による演出なのか、それとも魔力に関連したものなのか分からなくなるような描写が続きますが、それに畳み掛けるように登場したのは、黒いレースベールをまとった「赤の女王」演じる秋穂ちゃんでした。

 

 

時計の国へ誘うために手を伸ばす赤の女王。

そしてその手を取るアリス。

ふたりは、

 

 

 

舞台から突如姿を消しました。

 

 

 

目のまで姿を消したふたりに対し、慌てる小狼くん。

 

その一方で、桃矢兄ちゃんの合図に反応し、月さんのものとは異なるおおきな翼を出した雪兎さん。

 

ふたりとも、あらかじめこの事態を予測していたかのごとくの反応速度。

 

そのおおきな翼は雪兎さんの身体のみに留まらず、会場、後者そのものを包みこます。

 

セカンドインパクト的なあれね。

 

そして間髪入れずに「時よ 止まれ」と呟く桃矢兄ちゃん。

 

会場の時は止まり、時間を止めていられるのは僅かであることを小狼くんに

 

 

ちょちょちょ!!!待って待って!!

 

え。

 

 

 

何やってんのあんたら!?

 

 

え。

 

 

男子大学生って時間止められるの!?

 

 

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ。

 

桃矢兄ちゃんは体感で2秒くらい時間を止められることが発覚したんだぜ。

 

更に雪兎さんの周囲を『夜』にできるという長らく伏せられていた能力は、この桃矢兄ちゃんの能力を拡張するための力であることが発覚したんだぜ。

 

何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった。

 

いわゆるこういう状態になりました。

CLAMP先生は好きだからね、JOJO。

 

てか急にハンドルを切りましたね先生!

 

この先は終わりに向けた展開が待っているのだろうと思っていたのですが、まさかまさかここで展開してくるとは…。

 

この能力に対してチートやないかい!と思わずつっこんでしまうケロちゃん。

 

その彼の口を塞ぐスッピーでしたが、時すでに遅し。

 

桃矢兄ちゃんは彼に対し何も驚かずに告げました。

 

「分かってるから出て来い」

 

しゃべった。

ついについにこのふたりが会話してしまった。

久川綾さんと関智一さんが。

 

クロウカード編の頃から長く長く保たれていた均衡がついに破られました。

 

まあ桃矢兄ちゃんはとっくの昔から分かっていたと思うのですが、

 

でも…

でも…!

でも…!!!

 

なんとなくここは曖昧なままであって欲しかった…!という自分もおります。

 

いやこの展開は嬉しいのだけども、複雑な感情も勿論あるよ!芦田愛菜だよ!

 

ケロちゃんの正体については分かってるけど、描写しない、明言はしない、的な。

この気持ち、誰かに伝わると嬉しいなあ…

 

いやもう叩かれてもいいから言うけど、桃矢くんの新しい力云々については、正直ちょっとだけ否定気味だったよ!

 

クリアカード編を読むな?

うるせえ、そう思う読者だっているんだよ!

黙って3回目のワクチンでも打ってろボケ!

熱中症にはくれぐれも気をつけろよ!

 

桃矢くんから雪兎さんへの力の譲渡のくだりは、2度と撫子さん姿を視る事ができなくなるかもしれないのに、それでも親友を助けることに、妹を守るためならと一切の躊躇を見せないという彼の覚悟が半端なくエモかったのに、クリアカード編の初期であっさり力が戻ってきたときはやっぱり複雑だったよ。

 

まして、今、普通に撫子さんと会話していることはやっぱり複雑だよ。

 

撫子さんは、撫子さんはもう十分頑張ってくれたんだ。

 

もう、ゆっくり眠らせてあげてほしい。

 

 

そんでもって時間を止めるてえ!兄貴ィ!

 

なんなんだこの感情は…。

 

展開が進んで嬉しいはずなのに、好きな作品が新鮮な展開を繰り広げているのに、この胸につっかえる感情はなんなのだ…。

 

我ながら過去に縛られた古い考えだなとは思いつつ、それでもやはり今回の展開は感情の振れ幅がここ最近で1番でした (笑)

 

ということで集結した守護者御一行様。

 

エリオルくんは除くものの、さくらちゃん陣営の最高戦力が揃いましたね。

 

とはいえ肝心の当人たちは "向こうの世界" に行ってしまったので、ここからはサポートに徹することしかできなさそうです。

 

猫目の雪兎さんは不思議ちゃん度が増してかわいいのですが、 その心境は思ったより暗そうです。

 

雪兎「『猫』さんに頑張ってもらわないと」

桃矢「『あいつ』は止められてねぇだろうしな」

引用:CCさくらクリアカード編 第64話より 

 

『猫』と『あいつ』で描写される小狼くんと海渡さん。

 

この対比された描写はアツいのですが、次回以降でついに一騎打ちが再現されるのでしょうか。

 

弱っているとはいえ、海渡さんの実力は言わずもがなですので、真っ向勝負ではまだまだ小狼くんに勝ち目があるとは思えないのですが、その展開のほどはいかに。

 

そしてガチで戦闘する気満々のコスチュームの海渡さんに対して、小狼くんはそのドスケベコスチュームで戦うんか…。

 

さてさて、広げた風呂敷を畳み始めたクリアカード編ですが、次回はさくらちゃんと秋穂ちゃんの絡みになりそうです。

 

もつかな、私の心臓。

 

今回並みにアクセルをベタ踏みした展開を見せられると、最終回を待たずに爆発しそう。

 

あ、展開ばかりに言及してしまいましたが、

 

今月号の作画は本当にすごかった…

 

扉絵はもちろんのこと、演劇中の舞台の背景とか、秋穂ちゃんの服のデザインとか、雪兎さんの力が校舎を包み込むところとか、相変わらず作画のカロリーがめっちゃ高そうな撫子さんとか。

 

作画がすごいのは今に始まったことではないけど、やはりクライマックスに向けてこちらも気合が入って来ている気がします。

 

しばらくは知世ちゃんをお目にかかれそうにないのが残念ですが、ここからは『猫』さんを応援することにしましょうか…!

 

しっかり秋穂ちゃんと海渡さんを救って欲しい、というのは変か。

 

アリスを護ってくれ!

 

 

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