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クリアカード編第67話の流れ
感想&今後の考察
引用: 【公式】『カードキャプターさくら クリアカード編』第67話(日本語)
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
まるで透き通るかのように輝く衣装に、対照的にグラデーションで彩られたヘアカラー、切なく儚げな表情。
美しさ5兆点のダブルミラーちゃん、ありがとうございます(優勝)
はぁー仕事辞めてー
今飲んでるコーヒーを社用PCにぶちまけたろっかなー
PCモニターをまな板にしてキャベツの千切りしたろっかなー
なんて考えているときに何気なくスマホをいじったら、急に目に飛び込んできたのはこんな絵画でございましたので、私のダークな心は瞬時に浄化されました。
もちろん仕事は中断して読みましたよ、ええ。
仕事より大切なことってありますよね、ええ。
最近仕事の辞めたさがエベレストの山頂に到達した私でございます。
ということで小狼くん(本物)とミラーちゃんのツーショットから始まった今回の 67 話でございます。
おいおい、なにしっかり手を握って寄りかかっているんだい次期当主様。
いくらさくらちゃんがゲロ甘で優しいとはいえど、それはさすがに怒られるよ。
たぶんあの子、その辺りは人一倍厳しいと思うよ。
魔法の杖のあの先端の尖ったところで刺されるよ。
知世ちゃんの方がまだ寛容な気がする。
そんなおふざけを他所に、真剣に今の状況を考察する小狼くん。
愛する彼女と触れることができなかった謎の魔法は、己が母の力によるものだと瞬時に把握した様子です。
引用: 【公式】『カードキャプターさくら クリアカード編』第67話(日本語)
ってこのシーン抱き合っているように見えない!?怒
そして別の女といちゃつくだけに飽き足らず、さくらカードを紛失する次期当主様。
おいおいやっちまったなと思いきや、ミラーちゃん曰く「この世界」に入り込めたのは海渡さんに連れて来られた自分「ミラー」のカードだけとのこと。
戦力となるカードもなく、自分の術も通用するか分からない。
そんな窮地に追い込まれた小狼くんですが、怯む様子は一切見せずに、さくらちゃんを救出に行こうとする姿勢を見せます。
それは彼女も一緒、「連れて行って!」と力強く懇願するミラーちゃんとともに、小狼くんはより一層厳しい表情を見せて、さくらちゃんの元へ急ぎます。
めっちゃアツい展開なのですが、戦力的にはかなり厳しいですよね…。
前回、海渡さんと対峙したときの小狼くんは、自分の剣術や術に加えて、さくらカードを駆使しながらなんとか対抗している状態でした。
今回はそのさくらカードもなく、ミラーちゃんを護りながらさくらちゃんを海渡さんから奪還しなくてはいけないという超難易度が高いミッション。
何かと絶対大丈夫というフレーズを耳にする今作品ですが、今回は本当に本当に大丈夫のでしょうか。
そうだ、ミラーちゃんに秋穂ちゃんに変身してもらえば海渡さんに勝てるんじゃ(ry
場面は変わって赤の女王こと秋穂ちゃんと遭遇する我らがさくらちゃん。
女王の姿を目にして思わず彼女の名前を呼ぼうとしますが、さくらちゃんの頭を何かが遮り、言葉に詰まってしまいました。痛そう。
これも海渡さんの仕業?
そう、さくらちゃんのことを頑なに "アリス" として扱うこの偽小狼の正体こそ、未だに目的が掴めないユナ・D・海渡さんでございました。
おいおい正気か?界隈最強の魔術師が男子中学生に変身してその彼女に近づく変態プレイとかアツすぎるんだが…?#ccsakura
— ごだい@大道寺トイズに入社したい (@godai_mako) 2022年10月31日
前回からさくらちゃんの必要最低限の質問にしか返事をしないのは、ぼろが出てしまうからでしょうか。
今回もさくらちゃんが女王の側近に控える 2 名のことを質問しますが、彼らの役割のみを伝えてそれ以上はガン無視します。
ここからは赤の女王こと秋穂ちゃんによる、アリスことさくらちゃんの思い出巡りツアーが始まります。
ああややこしい…もう女王とアリスでいいや。
そんでもって女王に植物園へ連れて行かれるアリス。
この植物園はいつぞやかアリスが恋人とデートしにきた場所ですね。
『特別なひと』といっしょに行った
そこで『大切なひと』と
そのひとにとって『特別なひと』に会った
引用: 【公式】『カードキャプターさくら クリアカード編』第67話(日本語)
この表記の主語がさくらちゃんなら、『特別なひと』は小狼くんで、『大切なひと』は秋穂ちゃん、そしてそのひとにとって『特別なひと』は海渡さんですよね。
そして主語が秋穂ちゃんなら、これがまたそれぞれ入れ替わった意味になると。
おそらく、あえてさくらちゃんと秋穂ちゃんのどちらにも当てはまるような表現にしているのでしょうが、果たして海渡さんはその意味を理解しているのか…
そしてこの流れに何かを感じたのか、女王とアリスをどこかの場所に瞬間移動させる海渡さん。
そんなことしても無駄だと口を挟むのはモモ様。
1ページ内でしれっと重要なことを口にした彼女曰く、なんとこの世界は、さくらちゃん、秋穂ちゃん、そして海渡さんの記憶から構成させれているとのことでした。
そう、さくらちゃんと秋穂ちゃんの記憶だけでなく、海渡さんの記憶によっても構成されているのです。
これがどういうことか。
秋穂ちゃんが海渡さんの本心に触れる機会ができてしまったってことだよ!!
これはやばい。
「お前がママになるんだよ!」のテンションでタイピングしてしまいました。
リーリエさんこと秋穂ママとチビ海渡さんの禁断の愛を、娘である秋穂ちゃんが覗き込んでしまうという心がぐっちゃぐちゃになる展開が確定してしまったんだよ!オラわくわくすっぞぉ!
猫役が「あまり表情を動かさなくて冷静」という設定で助かりました、だぁ?おめえ冷静にしてられんのもいまのうちだぞぉ!
そんなどこぞのサイヤ人さんも興奮しかねる展開でございますが、秋穂ちゃんが海渡さんの記憶に触れ、海渡さんが狼狽するという展開が確定しました。
見えたな、クリアカード編のゴールテープ。
ダメだ、まだ笑うな、堪えるんだ…そんなにやにやを抑えつつページをめくると、不穏な表記が。
モモさん曰く、「それにどんな小さな魔術でもいまの貴方には」とのこと。
オデノカラダハボドボドダ! (´;ω;`)
まさかの最強魔術師、ミラーちゃんのワンパンで倒れる可能性が急浮上いたしました。
か、勝てる!数分前に戦力不足の小狼くん勝てなくね?みたいなことを書きましたが、今の海渡さんになら勝てるぞ!敗北を知りたい!
この作品の着地点はそこじゃないだろというツッコミ上等、この状態で海渡さんがどのように危機を逃れようとするのかは、それもまた見ものでございます。
これはあれですな。
おそらく次号も女王と秋穂ちゃんの記憶ツアーをしつつ、ラストで小狼&ミラーコンビが彼女らに追いつく展開で、
そのまた次号で一気に物語が加速もといドロドロになっていくと見た。
なんかもう、みんなギリギリすぎて…。
命の灯火が消えかかっている海渡さんですが、現実世界では夜を保つ力を発動したままの雪兎さんもピンチでした。
やはり強力な魔法を維持するにはとてつもない体力を使うのでしょう。
個人的にここからの展開は、今月号一番の見所でした。
彼の顔には大粒の汗が光りますが、ここでバトンタッチしたのは第二の人格、月さん。
雪兎さんに「替われ」と伝える月さん。
月さんに「よろしく」と答える雪兎さん。
いやめっちゃコミュニケーションとっとるがな!
とはいえ、果たしてこの二人は本当に会話していたのか、それとも会話はできていなくとも心を通わせたのか。
そう考えるだけでCCさくらファン的にはなかなか心を揺さぶられる1シーンだったのではないでしょうか。
お互いの名前をしっかり呼ぶのもアツい、アツいよCLAMP先生。
そして怒涛の展開は続き、力を貸せとルビームーンに手を伸ばす月さん。
「『電池』なんだろう」
「共に支えろ」
ハイヨロコンデェーーーーーーーーーーーーーーー!
こんなクッソ美形なお兄さんにこんなん言われたら従うしかないですやん。
そしてそんな高圧的な言葉とは裏腹に、同じ守護者として彼女に絶対的な信頼のようなものを感じる1シーン。
え、なんなの!?なんでこんなアツい展開続くの!?最終回近いの!?!?
最終回が近えんだよ (´;ω;`)
終わるんだよクリアカード編。
主要キャラクターの総力戦は最終回が近い証拠。
アツい展開が続くのは最終回が近い証拠。
ふたりの守護者が大きな翼を模って力を発動するこのシーンも大好きです。
そしてそして…
引用: 【公式】『カードキャプターさくら クリアカード編』第67話(日本語)
「さっさと連れて戻って来い『李 小狼』」
マジかあああああああああああああああああああああああああああ!?
お兄ちゃんの義弟の名前呼びキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
ついに来てしまいましたこの瞬間。
なんだこの不意打ち。
この状況をCCさくら界隈に明るくない人に説明するのであれば、
駅のホームで歩いている際に「ねえねえ!」と後ろから肩を叩かれ「ん?」って振り向いたら全盛期のマイク・タイソンの右ストレートで顔面をぶちぬかれたという感じです。
おいおい正気か?桃矢兄ちゃんが義弟の名前呼びするとかアツすぎるんだが…??#ccsakura
— ごだい@大道寺トイズに入社したい (@godai_mako) 2022年10月31日
名前呼びってことは、結婚を認めたってことでいいんですかね?
李 桜の誕生ってことでいいんですかね?
選択制夫婦別姓の社会問題に切り込んでいく政治家・木之本桃矢編が始まるってことでいいんですかね?
最終回が近えんだよ (´;ω;`)
もうね、CLAMP先生のアクセルの踏み具合がすごいんですわ。
2016 年からのらりくらりと書き続けてきたクリアカード編の感想ですが、まさかこんな日が来るとは夢にも思いませんでした。
相変わらず海渡さんは寿命を削る魔法を使いまくっているけど、なんやかんやで結末はもっと先だと思っておりました。
終わってほしくないけど、もうここまで来たら彼ら彼女らの行く末をしっかり見届けましょう。
我々読者も「電池」としてキャラクターを応援しましょう!
次もぜってぇ見てくれよな。
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