ごだいぶろぐ 絶対大丈夫じゃないSEのぼやき

頭が封印解除しているシステムエンジニアのブログです。カードキャプターさくら クリアカード編の感想記事を定期更新中

【クリアカード編 原作70話】カードキャプターさくらを知らないSEの感想(ネタバレ注意)|さくらと秋穂が姉妹に?そして海渡は…

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巻数 話数
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考 察
その他
クリアカード編のちょっとした愚痴
さくら展2018@六本木レポート
アニメ最終回の感想と2期の展望
ハピメモをプレイした感想
CCさくら忘年会2019

 

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クリアカード編第70話の流れ


感想&今後の考察

全国のCCさくらを愛するみなさま、こんにちは。

 

クリアカード編もあっという間に70話に到達してしまいました。

 

ここまで長かったような、短かったような。

 

季節の流れと共に理外に膨れあがった話数にしみじみしていると、本誌はとんでもない展開に突入しておりました。

 

こちらの私の記事を読んでいる皆様は既に読了済みかと思いますが、あらためまして、腹を括ってお読みいただければ幸いです(泣)

 

さくらたちが到達した世界

前回のラストシーンに登場した Exchange (交換) なるカード、不穏な展開が予想され、戦々恐々としていた読者の方も多かったのではないのでしょうか。

 

勿論私もその一人だったのですが、今回のエピソードでは一気に場面転換、なんと元の世界で、かつ演劇のクライマックスの状態から始まりました。

 

そこには赤の女王となったさくらちゃんが、そしてアリスとなった秋穂ちゃんの姿が。

 

 

 

はい終わった!

やっぱり交換されとるやんけー!

 

 

 

と思うのも束の間、さくらちゃんと秋穂ちゃんの入れ替わりはあくまで役柄のみであり、

 

真に入れ替わったのは海渡さんの魔法具 (懐中時計) と秋穂ちゃんの魔法具 (魔法を書き込む本) でした。 

 

な、何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…

 

なーんて全国の読者の頭が、フランス出身のスタンド使いになった瞬間でございました。あ、髪形の話ではなく。

 

 

待て待て。

 

え、なに?どういうこと?

 

ほっとした所です^^じゃねえよ。

 

読者一同は今ジェットコースターでぐるんぐるんいっているのに一人で降りてんじゃねえよ。

 

つまり、海渡さんのゴールは、初めからさくらちゃんに一切の危害を加えることはなく、秋穂ちゃんの中にある呪いを自分に移すことだった…ってコト!?

 

友好型と見せかけた擬態型っぽいやつが、やっぱり友好型だったってコト!?

 

 

やってくれたなユナ・D・海渡。

 

数年かけてあれだけ散々ダークな暗黒微笑ムーブかましておいて、結局はさくらちゃんにはノータッチだったと…。

 

 

完全に虚を突かれました。

 

 

そうだよねー。

時代が変わったとはいえ、やっぱりCCさくらだもんねー。

 

思い返せばさくらカード編のエリオルくんだって、あそこまで初代暗黒微笑ムーブをしておきながら、真意はさくらちゃんを想っての行動だったしなあ。(だいぶ歪んだ愛情でしたが。)

 

 

そして更にこの男は抜かりなく。

 

魔法具を入れ替えたところで、秋穂ちゃんが変態同好会から狙われ続けるというリスクはそのままであるため、

 

「ひとが過ごした時を書き込める」というチート級のモモ様の本において、己が「禁忌の魔法」を用いて前述の都合の悪い事情の書き換えを行いました。

 

あ、モモ様!今月号も抜群に美しいっす(絶命)

 

そんな僅かなリスクさえも、海渡さんはしっかり潰していきます。

 

結果さくらちゃんと秋穂ちゃんは、同じ日に産まれて同じ時を過ごした双子という設定に書き換えられました。

 

家族がふえるよ!

やったねさくらちゃん!

 

そうなってしまったら、小狼君とさくらちゃんの交際が昼ドラ展開になってしまわないのか。妹の秋穂ちゃんが参戦してしまわないのか。さくらちゃんと交際しておきながら、ちょっとだけのつもりでその妹へ許した彼の身体と心こそ、それこそ禁忌の魔法ではないのか。"セカンドで構わない" と自分に言い聞かせつつ、日に日に燃え上がっていく秋穂ちゃんの中のファイアリーはどうなるのか。罪悪感を感じつつも、小狼くんのソードは秋穂ちゃんにも雷帝を招来してしまうのか。木之本桜、29歳。灼熱の時を迎える20代最後の年の某日。彼女は学生時代に交際していた容姿端麗な彼とは打って変わり、平凡なサラリーマン(自動車メーカー勤務/年収450万円)と生活を共にしていた。そんな彼が持ち出したのは、義母との同居という悪魔の提案であった。なにも義母のことは忌み嫌っている訳ではない。しかし彼女は知っていたのだ、普段口数が多くない物静かな夫が自分の前以外では義母のことをママぁ(ねっとりボイス)と呼び、自分といるとき以上に陽気に話すことを。ぬぐい切れない不安と、えも言われぬ違和感。「絶対大丈夫だよ…」震えながらも承諾してしまったその悪魔の契約の執行日、家中に鳴り響いたインターフォンに身体を一瞬強張らせるも、何とか笑顔をつくり玄関のドアを開ける。するとそこに立っていたのは、己が平和な日常を粉砕する魔獣、もとい夫の母ではなく、「お姉ちゃん!久しぶり!」、かつての自分の彼と結ばれた最愛かつ最憎の妹、李秋穂であった。「何しに…来たの…?」自分の表情が強張っていくのが分かる。いつからこうなってしまったのか。同じ両親から生まれ、何不自由なく育ち、共に喜びも悲しみも分かち合って来た最愛の妹が、今や何をしていても腹が立ってしまう。伊勢丹の菓子袋を手にしているだけで、魔法の杖でフルスイングしたくなってしまう。道中で思い出して急いで買って来た感が、余計に腹が立つ。これほどの妹への怒りはどこから来てしまうのか。それもそのはず、かつて秋穂はそのいやらしい

 

という様々な懸念が生まれてしまう、恐ろしい魔法でした。

 

モモ様はこの「書き換え」によって起き得るあらゆる認識や結果の祖語を懸念されている様子。

 

そりゃそうだよね。

 

いかに強大な魔法であっても、1人の人間が複数の記憶上に割り込んでくるのだから、色んなところでひずみが生じてもおかしくありません。

 

その世界から消えたユナ・D・海渡

さて、秋穂ちゃんの魔法具をその身体で受け止めた海渡さん。

 

大量の魔法をその身に延々と記録していくという魔法具の呪いを、今後その身で全うしていくのか。

 

 

結論として、これは違いました。

 

秋穂ちゃんの魔法具には、すでに大量の魔法が書き込まれていたのです。

 

皆様ご存じのとおり、海渡さんの身体は既にボロボロの状態ですので、この圧力に耐えうる力はもう残されていないのです。

 

 

これに加えてもう1つ重大な事実が。

 

それは変態仮面協会が海渡さんに施した『Dの封印』

 

これは秋穂ちゃんの魔法具に対して何らかの手を加えれば発動する術であり、これがひとたび発動してしまうと、「戻れなくなってしまう」ということらしいです。

 

つまり D の称号をもつ強力な魔術師を野放しにしないために、変態おじさんたちが編み出した D 専用の封印術的なアレなんじゃない?(テキトー)

 

そして「お前はもう戻れない」というこの不気味なフレーズは、さくらちゃんに対するものではなく、害悪宗教団体が海渡さんに向けた警告だったということが今回判明しました。

 

そしてそして今回ついに、海渡さんは「押すなよ?絶対押すなよ?」と言われているなか、喜んで熱湯風呂に飛び込んでしまった訳で、その封印術の対象となってしまったと思われます。

 

戻れないーというくらいなので、決して脱出できないどこかに永遠に閉じ込められてしまうのでしょうか。五条先生的な?

 

その全てを知りながら、自分の身がどうなろうと知りながら、この計画をたった一人でやり遂げた海渡さん。

 

彼のその散り際に見せた笑顔はなんともなんと、今まで我々読者に見せたどの表情よりも満足したものでした。

 

 

そう、スマホで読んだときは気づかなかったのですが、このブログ記事書いているときに気づきました。。

 

すべての想いを内に秘めて、その高慢で美しい共犯者のモモ様は、海渡さんが消えゆくその瞬間に涙を流しておりました。

 

リーリエさんのときからずーっと見てきたわけですもんね…。

 

なんかさー、推しキャラの笑顔はすごく嬉しいのだけども、ここまで悲しい笑顔ってあるー…?

今後の展開について

さくらちゃんが何とかしてくれますわ!!!

 

これ、久々に展開当てにいきますわ (半ギレ)

 

時間を戻すための魔法具が秋穂ちゃんのもとに来たわけじゃん?

 

モモ様も、

「あの『時計』は壊れかけている」

「魔力がない秋穂では使えないわ。」

って言っているじゃん?

 

でもさ、怪物級に魔力量が多い子がいっっっちばん近くにいる訳じゃん?

 

つまり、

時間を巻き戻す魔法具を持つ秋穂ちゃん  × 膨大な魔力を持つさくらちゃんが協力して、海渡さんを助けにいくのではないのでしょうか。

 

最初はさくらちゃんの新カードもありかなあと思ったのだけども、秋穂ちゃんというキーパーソンをないがしろにする展開はないと思うので、

 

必ず秋穂ちゃんは絡ませてくるのではないかなあと思います。

 

そしてなによりずーっと引っかかっていたのですが、秋穂ちゃんのご両親はそれこそその界隈では有名な魔術師であった訳で、

 

そのスーパーサラブレットである彼女が、何の力も持っていないというのは考えにくいし(今更)、この辺でもう一展開ありそうな気がしております。

 

例えば、変態クラブからの魔の手を避けるために、あえてリーリエママが秋穂ちゃんの魔力を抑え込んだとか、

 

何か条件が揃ったときにだけ発動するようにしてくれたとか。。

 

後者ならば、それこそ海渡さんを助けるために発動する力だったらとてもエモいのよ。

 

あーでも、リーリエさんが海渡さん救出に一枚噛んできたら、あちきはないちゃうかもしれない。

 

そして泣きながら手を伸ばすんだろうな、秋穂ちゃん。

 

こんな素人のぱっとした思いつきだけで、結構こみ上げてくるものがあるのですが、

 

やっぱり誰一人不幸になって欲しくないし、

 

それこそ「海渡さんを救う」というたった一つのシンプルな命題が生まれた今、ある意味勝利が確定したとも言えます(←?)。

 

残り僅かですが、読者一同海渡さんを助けに行く気概で、さくらちゃんと秋穂ちゃんの今後の行動を見守りましょう。

 

(クリアカード編、連載時はなかなかの牛歩連載でしたが、完結したら傑作になる予感がしております。)

 

そいではまた次回!

 

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