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- クリアカード編第80話の流れ
- 第80話(最終回)について配信しました!
- はじめに
- 秋穂ちゃんの魔法の行方
- いつか行くべき人のところへ
- 月属性のやつらはよぉ
- 秋穂ちゃん、転校するってよ。
- 君の名は…
- 海渡さん、小狼くんの師匠になる?
- CLAMP先生へ
- このブログを読んでくださった皆さまへ
- 第80話(最終回)について配信しました!
クリアカード編第80話の流れ
第80話(最終回)について配信しました!
はじめに
拝啓
年末の候、高尚なるおチンパンジー魔法協会の諸賢の皆さまへ。
寒さが一層厳しくなり、冬の訪れを感じる今日この頃、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、この度はカードキャプターさくらクリアカード編の完結に際しまして、皆様のご崩壊とお破滅を拝見できないこと、心より残念に思わざるを得ません。
もっとも、貴殿方のエース級の魔法使い殿が貴殿方を裏切り、ご自慢のDの封印も女子中学生によって破られ、そのうえ重要な魔法具を失ったご事情を耳にし、まさに魔法の力が及ばぬご状況にあるようで心中お察しいたします。
どうかお涙を拭いて、今後も引き続きお根暗なお僻地で悲喜こもごもをお楽しみいただければと存じます。
貴殿方の波乱万丈でマジカルな生活を心よりお祈り申し上げます。
敬具
誰かこの手紙を海の向こうに届けていただけませんか。
ということで全国のカードキャプターな皆さまこんにちは。
いよいよ、嗚呼、いよいよクリアカード編最終回でございます。
7年半というロングランとなったクリアカード編でございますが、なんと遡ること連載開始は2016年。
そう、国民的アイドルユニットの解散報道で、テレビが大騒ぎしていた2016年からでございます。
ちなみにアメリカの大統領選挙でその界隈の傾奇者と称された実業家が当選した年でもあるし、残業地獄で体調を崩した私ごだいの肋骨が一本折れた年だよね。
日本では何かに苦労することを表す慣用句に「骨が折れる」という表現があるけど、はい、マジでリアルボーンがブレイクしておりました。
連日の不摂生がたたって咳が止まらなくなってしまい、腹直筋が伸縮自在の愛 (バンジーガム) と化して限界突破したらしく、ほどなくして肋骨がレリーズされました。
あれは痛かったなあ…
そんなクリアカード編でございますが、うん、本当に長かった。
長い間に渡ってとびきりのかわいいを提供してくれたCLAMP先生とさくらちゃん達には、もう感謝という言葉では到底表せないくらいの感情を捧げたいです。
その感謝の弁は最後に持ち越し、まずは第80話の内容に触れてまいります。
秋穂ちゃんの魔法の行方
まさかまさかの4日間熟睡状態だったさくらちゃん。
さぞお腹が空いたであろうに、桃矢兄ちゃんからのお菓子禁止令のおかげで血糖値スパイクを回避できたさくらちゃんですが、まずはお粥などを食べて胃をゆっくり起こしていって欲しいものです。
にしても4日とは、どれだけ強力な魔法だったのかが伺えますね…。
さて、前回の第79話にて海渡さんの身体(魔法具)からは数々の魔法が飛散し、無数の小さな本となってどこかへ散らばっていきました。
※元々は秋穂ちゃんに書き込まれていた魔法かと思われます。
なんとその本たちはさくらちゃん曰く、現在はケロちゃんのホームグラウンドともいえる木之本家の地下にあるとのことです。
その机に積みあがった本の数々の描写から、これまでいかに秋穂ちゃんに魔法が詰め込まれていたのかが伺えます。
藤隆パパ
「この本たちもいつか行くべきところへ行くのでしょう。」
「それまで僕が預かりますよ」
いやいやいや、その魔法の数々って元は教会の人たちが集めていたものでしょ?
危なくない?
いずれこの場所も、彼らによって狙われてしまうのではないかと思うとぞっとするのですが。
てかクリアカード編の数少ない残念なところって、この人たちを登場させたことじゃないかな(急ハンドル)
それでは海渡さんたちの過去のあれこれがなくなって物語が成立しないのと、緊迫感が薄まってしまうというのと、ごだいとかいう低能ブロガーはいつまでそんなこと言ってんだカスみたいな皆さまのお気持ちは分かるのですが、
いやあいつらマジでいらねー。
スタバの紙ストロー並みにいらねえよホントに。
私は友枝町の犯罪発生率は0%であると信じて疑わない人間なので、あんな醜悪な人間たちの影に脅える世界はそれこそもう、拒否します、アバッキオ。
まあその当事者たちは全く脅えるどころか、以前にもまして盤石のつよつよ陣営と化したので、私のこの押し付けの感情はこのブログに綴じておきたいと思います。
そんな私の感情を加味したうえで、その本、今すぐブックオフに売らないか藤隆?
否、丁寧に焼却処分しませんか?
ものには行くべき場所があるとなんか最終回っぽい良い感じのこと言っているけど、それで割を食うのは恐らく最愛の娘の子どもや孫の世代や。
エリオル
「頼もしいですね」
いや頼もしいですねじゃねえよ。
自分の半身でもあるからこその信頼感なのでしょうが、「うるせえ、木之本家を舐めるなよ。こんな魔法の書物を保管できる地下室ぐらいあるし、人間離れした力であろうと守ってやるわ」という気概で、
我々下々に圧倒的な経済力の差と器の大きさを見せつけてこの件は一件落着となりました。
今更だけど自分の家の地下に部屋がある主人公ってなんだよ…木之本桜と範馬刃牙ぐらいしか知らないのだが…
一方でさくらちゃんが7年半かけて作ってきたクリアカードさんたちは、どうやらモモ様の本の中に綴じられてしまったとのことでした。
禁忌の魔法を発動するためのエネルギーにされてしまった説もあるとのことで、恐らくもう使うことはできないのでしょう。
クリアカードたちがさくらカードのようにカード自体が意思を持った存在であったのであれば、私ももう少し悲しかったかもですが、まあ仕方なし。
唯一感情を持っていた「飛翔」さんは、綴じられてたまるかのガッツ溢れれる精神によって脱走できたとのこと。さすがです。
いつか行くべき人のところへ
個人的に今回の見どころというかエンディングテーマのサビ部分が、『この鍵も「いつか行くべき人のところへ行く」』というさくらちゃんの発言でございました。
これは純粋に、CLAMP先生の別作品「ツバサ」に繋げた描写かと思います。
これとは別に、私はこの表現を、いわば「他の誰かにバトンを渡す」というクリアカード編という作品そのものの位置づけになったのかな、とも解釈させていただきました。
クリアカード編は木之本桜メインの物語だった、と断じることは難しいかもしれませんが、それでも物語当初は不安そうな表情を見せていたさくらちゃんは、物語終盤においてとても頼もしく成長しました。
大切な人から守られる (序盤から中盤にかけてエリオルくんと小狼君に一部の真実を秘匿されていたことを指しています) 存在から、共に困難に立ち向かい、終盤は自身が周りをリードしていくような存在になりました。
その過程で秋穂ちゃんも精神的に成長することができましたし、魔法界隈で生きていく秋穂ちゃんにバトンを渡した形にもなったかと思います。
クリアカード編はまさに、さくらちゃんから秋穂ちゃんにバトンを渡し、その橋渡しになった作品へと昇華できたのではないかと解釈しております。
我々人間は、過去と未来を繋げるために存在するのです。(ヒカルの碁並感)
また、「いつか行くべき人のところへ行く」というのは、本や鍵だけではなく、まさに人にも当てはまるものだと思いました。
3年B組ごだい八先生から言わせてもらうと、この世には運命という概念が存在し、人は出会うべくして出会うようにできているのです。
さくらちゃんが小狼くんに、秋穂ちゃんが海渡さんに出会えたように、世界とは「行くべき人のところへ」行くようにできているのです。
この理屈じゃない感、めっちゃ素敵じゃない…?
「いつか行くべき人のところへ行く」
とても深く、素敵な考え方だと思いました。
月属性のやつらはよぉ
場面変わっての月城邸でございますが、奈久留ちゃんとスッピーもこちらにおりました。
しばらくは日本に滞在するのかな?
雪兎さんは奈久留ちゃんから「もう対価は…」と、安易に自己犠牲を伴った行動はするなよ釘を刺されておりましたが、当人は約束できないと笑顔でスルーします。
これを見て「月属性まとめて頑固」と評するスッピー。
〇〇属性は~という謎のラベリングをするのは良くないと思いますが、うん、これには同意せざるを得ない。
今回の一件があったとはいえ、海渡さん、秋穂さんのためとか言いながらまたやらかしそう。
このブログでは秋穂ちゃんには海渡さんをビンタする権利があると訴えて来たのですが、今度また同じようなことしたらヘッドロックをかまして欲しいです。
秋穂ちゃんがドSの扉を開く日はそう遠くない気がしております。
ハードめな秋×海…か…(腕組み)
らあださんあたりにお願いするか…
秋穂ちゃん、転校するってよ。
読者一同「知ってた。」
恐ろしく説明口調の秋穂ちゃんでございますが、この度日本を離れることになってしまいました。
寂しいことこのうえないのですが、なかよしになれたさくらちゃん達とはこれ以上学園生活を送ることはできないようです。
ただただ、その理由は素直に応援したいと思えるものでして。
なんと秋穂ちゃんモモ様を探し、海渡さんを完全回復させるための旅に出
待って、今回モモ様出ていないやん!
ちょっと待って、目まいしてきた。
念のためなかよし1月号の隅々を探してみたけど、マ、マジでおらんやん…
ごめんユナD、ちょっとちみの話は置いておくとして、
え、モモ様マジでこれで終わり!?!?
そりゃ気軽に会える存在でないことは承知しているし、特定の魔法具の守護者ともなればその傍から離れられないは分かるのだけども、
今まで秋穂ちゃんの諸々の経緯を知ったうえで感情を寄せてくれていた数少ない人物が、CLAMP作品の中でもトップクラスで私にぶっ刺さっていたビジュの人物がいなくなってしまって、
ただ、純粋に寂しい。
すべてを知った秋穂ちゃんと、お喋りして欲しかったなあ。
海渡さんがいかに堅物かのトークをして欲しかったなあ。
秋穂ちゃんにはぜひ、もう一度どこかで彼女と再会して欲しいと心から願うばかりです。
そして肝心のユナD、お前ビビらせんなよー!
ベッドで上体を起こしながらも虚ろな目をしていたから、てっきり感情は戻らないとか車椅子でしか行動できないとか想像しちゃいました。
それでも身体の方はギリギリであることには変わらないそうで、どうやら禁忌の魔法を発動する前の状態でなんとか留まっている様子です。
ほな重症やないか!
揚げ物を控えた食事を提供せんとする秋穂ちゃんの心遣いが老夫婦のそれなのですが、それでも今後は付きっきりでケアしていくのかな。
お若いのに云々とか思っちゃいましたが、2人で協力すればなんとかなるでしょう。
夫婦とはそういうものです。
君の名は…
クリスト(cristaux)、それが本当の名前であると海渡さんは告げました。
フランス語で結晶・クリスタルを意味する語句らしいです。
てかお前さー、顔も頭も魔法も戦闘も「良し」のショーヘイ・オオタニ側の人間なのに、名前まで「良し」の人間かよー。
頼むぜユナD、せめて「私の真名は兵庫第三共栄丸です」ぐらいの展開であってくれよ。
魔法使いなのに魔法酔いするぐらいの変化球を最後に見せてくれよ。
そしてこの流れで自分の本名を明かさない秋穂ちゃんね!
いやマジでグッジョブです。
意外としっかりしているというか神経が太いというか、ただの良い子ちゃんじゃなくて正直見直しました。
面倒なオタクとしては海渡さんの真名を告げる吹き出しを伏字にしても良かったと思います。
読者は知らない、でも秋穂ちゃんだけは知っているみたいなね!(うわめんどくさ)
海渡さん、小狼くんの師匠になる?
時の魔法、使いたければお教えしますよ。
あ、大丈夫です。
と個人的には思うのですが、
先の最終決戦時に桃矢兄ちゃんが時を止める魔法を使っている際、クリストファーロビンさんは小狼くんが時の魔法を使えないと呟いていたことを聞いていたようですね。
小狼くんなら間違った使い方はしないとのことで、どうやら師事してくれるようですが、もうこの世界の男性陣に力を持たせるべきじゃないと思うんだ、ホントに。
自己犠牲精神で禁忌クラスの魔法をバンバン使われたらさくらちゃんと秋穂ちゃんのメンタルがボロボロになっちまうよ…
念のために使えるものは覚えておこうの精神かな。
小狼くんと繋がっておきたい一心からの発言だったらかわいいけど。
そんな禁忌キッズをよそに元姉妹だったふたりは、とんでもない密談をしておりました。
なんと秋穂ちゃんの名前は秋桜(コスモス)だったとのこと。
コ、コココココココココ、コスモスゥー!?
ももクロの曲みたいになってしまい申し訳ございません。
またこのブログの読者様にコスモスさんがいらっしゃったら重ねてお詫び申し上げます。
いや、Exchangeのカードを見たときからまさかとは思っておりましたが、まさかコスモスというお名前だったとは、初見で結構驚いてしまいました。
宇宙と書いてコスモスじゃなくて良かった。
何はともあれ、7年半もの間デスノート対策をしていたこの夫婦に幸あれ。
CLAMP先生へ
さて、最終回でありながら、進むための "始まり" と締めくくったクリアカード編。
秋穂ちゃんはこれからモモ様を探しに、また海渡さんを回復させるための本を探し続けるでしょうし、さくらちゃんたちも青い春を謳歌する生活が始まるでしょう。
そんな彼女たちの素敵な日々をこれからも見届けたい気持ちは山々ですが、しばしのお別れの時がやってきてしまいました。
ここまで名残惜しく寂しい気持ちになること、きっと私だけでなく他の読者の方も同じでしょうし、
この気持ちは紛れもなく「カードキャプターさくら」という一度は完結した物語を再び動かしてくださった偉業から生まれたものです。
成長したさくらちゃんたちを描き続けてくださったCLAMP先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
先生たちが作品に詰め込んだ愛の僅か一片を抽出し、感想という都合の良い言葉でブログに綴り続けたこと、今更ながら大変恐縮ではございますが、このインターネットという広い世界の片隅からお礼の言葉を添えさせていただきます。
本当にありがとうございました。
このブログを読んでくださった皆さまへ
三日坊主の私が、7年半もの間ブログを書き続けることができたのは、もちろん素敵な作品があったからこそという前提のもと、ブログを読んでくれる人がいたからという理由に他なりません。
今や世界で有名な実業家によって変貌を遂げたSNSにおいても、たくさんの人と会話させていただきましたし、その度にとても楽しく盛り上がったことは、私のかけがえのない財産です。
毎月新しいエピソードが出るたびに、ああでもないこうでもない話題にし、知世ちゃんギャラクシー級にかわいいと発狂させてもらったのは、本当に楽しかった。
誤った認識や解釈、また奇怪な文章によって困惑させてしまったことも多々ございますが、このような怪しげなブログに最後までお付き合いいただいたこと、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
カ ー ド キ ャ プ タ ー さ く ら 最 高 や !
あ、また近々 YouTube Liveで感想配信させていただきますので、やることなくて〇にそうぐらいの人がいたらぜひお越しください。
第80話(最終回)について配信しました!
★X (旧 Twitter) やっております。
少し早いのですが…
— ごだい@大道寺トイズに入社したい (@godai_mako) 2023年10月22日
🎃Trick or Treat!!🎃
お菓子をくれないとDの封印をしちゃいます👻🍫🍭 pic.twitter.com/7DekDbC9dx