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いつもの落ち着いた声で、しっかりと「終わりに向けて」と発言されておりました。
原作をリアルタイムで追っている身としては、重々に承知していることなのですが、あらためて大先生から終幕を意識させられると、寂しさもこみ上げてきます。
奈緒子ちゃんの手がけた演劇が物語の最終章となるのであれば、今年、あるいは来年にはクリアカード編が完結してもおかしくないよなあ…。
色々と思うところはあるのですが、とにかく一番心配していることは、海渡さんと秋穂ちゃんの着地点。
どうか笑って過ごせるようにと切に願う中、今回の59話でもひと波乱が起きました。モモ様ー!!!!!!
クリアカード編第59話の流れ
感想&今後の考察
今月号も奈緒子ちゃんの脚本紹介から始まりました。
注目されたのは劇中のアリスを導く 黒い猫 の存在で、奈緒子ちゃんの口からも、この猫の役が重要であることが語られました。
二人のアリスを導く重要な役どころ、これをこなせるのは彼しかいないと、ご指名を受けたのは次期当主さまでした。
小狼くん、まさかの猫役。
おれは裏方とやる!と指名を頑なに拒否する小狼でしたが、全国の読者はそんなの望んでないんだよね。猫だかタチだか知らんけど、いいから猫耳としっぽをつけたまえよ。
とはいえいつぞやの女性役がトラウマになっているのか、表舞台に立ちたくないオーラが全開です。もう観念して猫耳としっぽをつけたまえよ。
そんな小狼くんに対し、山崎くんからはこんな指摘が飛び出しました。
裏方っていうのはね 芝居や舞台の裏側で働くって意味もあるんだけど えらい人の奥さんて意味もあるんだよ
引用:CCさくらクリアカード編第59話
ちなみにこれは本当らしい。
さくらちゃんと秋穂ちゃんの奥さんとか、小狼くん重婚やん。李家終わった。せめて苺鈴ちゃんにして欲しい。
そんなイヤイヤ期の次期当主に奈緒子ちゃんが提案したのは、声のみの出演ということでした。キートン山田的な?
更にここから奈緒子ちゃんの機転の良さにより、猫はマスコット化し、そこに小狼の声をあてることになったようです。
これに対し、俺のために変更する必要はない、柳沢がやりたいように進めるのが1番だと主張する小狼くん。
うるせェ!!!やろう!!!!
と、海賊王を目指すモンキーなDばりの発言をする奈緒子ちゃん。
まあそんなことは言っていないのだけども、慈愛に満ちた笑顔で「これが今思いついた一番の良い案だよ!」と小狼に伝える奈緒子ちゃんは、本当に幸せになって欲しいと思う。
そして相手に気を遣わせまいとするこの最上級の気遣いは、ぜひ見習いたいところです。相手は選ぶけど。
まあここまで言われたら引き下がれないよね小狼くん。
この奈緒子ちゃんの提案を受けつつ、それでも裏方としてもみんなに貢献をしたいと誓う小狼くんもまた、本当に優しい子に成長したなあとしみじみ感じます。
恥ずかしがらずに自分の言葉でしっかり自分の気持ちを伝えているのもGood。昔だったら自分はやりたくないと貫き通していた気もします。
なーんか最近、年齢若めのキャラクターたちが他人を想い・想われている描写を視ると、胸のあたりが うっ… ってなるんですよねえ。
若人の輝きが辛い。
キメラアント編でゴンをみるキルアのようになっております。
そして場面は変わってポニーテールのともよちゃん登場。
うっ…!
知世ちゃんが登場する度に軽度の不整脈を発症してしまう人が、この島国・ジャパンにいることを覚えていてください。
SUSHI・TENPURA・TOMOYO
CCさくらはさくらちゃんの多彩なバトルコスに注目されがちですが、クリアカード編はともよちゃんの髪型にも注目されているよ。私に。
ということで採寸中のともよちゃんです。
さくらちゃんと秋穂ちゃんが「二人のアリス」の劇中で身に纏う衣装が完成したようです。
が!!!
もう完璧という日本語しか思い浮かばないほど洗練されているコスチュームでしたが、知世ちゃんのイメージとは僅かに乖離があったようで、なんとなんと一から全部作り直すとのことでした。
落胆した様子は一切なく、むしろ前向きに、二人を真剣に見据えた表情で、その理由を滔々と語る知世ちゃん。
これにはさくらちゃんも秋穂ちゃんも驚きを隠せない様子。
なんというプロ意識の高さよ。
彼女の妥協なき攻めの職人技。
私はデザイナーでもないしデザイナーの友人も周りにいないのですが、プロの方はこんな感じなのでしょうか。
0.05秒くらい自分の仕事のプロジェクトに照らし合わせて考えてみましたが、吐き気を催したので止めました。嘔吐と頭痛と不整脈のロイヤルストレートフラッシュで死んでしまう。
奈緒子ちゃんの脚本、山崎くんの曲に合わせて、デザインからやり直すと宣言した彼女の表情は、むしろ清々しいものでした。投げ銭していいでしょうか?
そして場面はさらに変わり、木之本家の守護者たちへ。
すっぴーいつまでおるん…というかもう馴染みすぎていてやばい。1巻からいたような気がするほどさくらちゃんの部屋に馴染んでおります。
お話はやはりクロウ・リードとかいうヴォルデモート卿が気にしていたという【あの本】。
新年一発目に、CCさくらファンの皆さんを代表して私が発言しましょう。
お前ええ加減にせえよ。
この二十数年間。
禁書扱いになる程の本と、彼の魔力を持ってしてもなし得なかったこととは…。
A. ケロちゃん「わからん」
はい。
ちなみにこの件は過去に月さんもクロウにお伺いを立ててみたものの、いつものあの胡散臭い笑顔でかわされていたとのことでした。やはり一筋縄ではいかない男。
そして突如始まるケロちゃんのクロウdis。
性格がこれ以上曲がらんちゅうくらい曲がっとった。
敵もはちゃめちゃに多かった。
エリオルも曲がりに曲がっているが割とソフトめ。
もめごと大体クロウのせい。
言い過ぎだぞ!と言えない不思議。
結果的に平和主義者なのでしょうが、その過程や意図の多くを語らないこともあって、守護者たちはなかなか苦労していたようです。
そんな前提がありつつ、クロウはやると決めたら「絶対にやる」という評価。
【その本】には何かしらできることがあったものの、それはクロウの目的には合わなかったのではないか、さくらちゃんの部屋ではそんな曖昧な推察が飛び交います。
ここで謎なのは以下の3点。
1. 【その本】でできること
2. クロウがやりたかったこと
3. クロウが【その本】の力を使わなかったこと
1と2は想像もつかないのですが、3はモモ様にボコられたからだと思います。
というのは3割くらい冗談で、まあ普通に考えて、リスクの内容が誰かを犠牲にしなくてはいけない等の理由だったのかと思います。
自己犠牲は厭わないのに他人を巻き込むことには抵抗がありそうだからなあ、あの人。影響範囲も広かったのではないでしょうか。
これエリオルに聞いちゃだめなんだっけ?
ってかそもそも今エリオルと連絡取れないんだっけ?
そんな話をしている間に、さくらちゃんの部屋にスペシャルゲストが訪れました。
うわあああああと発狂するケロ&スピを目の前に、失礼な!と一括するうさぎのぬいぐるみのモモ様。
思わず真の姿に戻り、臨戦態勢を取るケロちゃんは「お邪魔しますも言わんと入ってくる方が失礼やないか!」と威嚇します。
いやそっちかーい。
続いてスピネルも真の姿に戻りますが、いやさくらちゃんの部屋めっちゃ散らかる!笑
そんな広くないでしょうに…
余裕綽々といった表情のモモ様ですが、え、本当に何しに来たのですか。
しかも海渡さんには内密での行動とのことで、この行動に気づかれたら彼にまた時を戻されてなかったことにされてしまうとのこと。
それを知ってなおの来訪の意図とは…
というところで次回へ〜。
さらにさくらちゃんの部屋がああああ。
モモ様も結構小林幸子さんばりの衣装だから、もう部屋に隙間はなさそう。
ついでにもういっそ月さんとルビームーンさんにも来て欲しい。
守護者対抗のツイスターゲームやろうぜ。
そしてやっぱり気になる、モモ様来訪の理由。
彼女が言った「残したい」とは、恐らく何らかの情報や力だと思うのですが、何度も海渡さんに時間を戻されてしまうので、ゲームのセーブポイントのようなものとして、ケロちゃんとスッピーにアンカーを打っておきたいといったところでしょうか。
でも時間を戻されたら力の強いさくらちゃん以外は記憶を失ってしまうので、なおさらケロちゃんとスッピーに託す意味が分からんのよねえ。
モモ様もさくらちゃんがいるときに来れば良いのに、それをしないということは、それほど時間がないということでしょうか。
なんにしても、海渡さんの味方としての動きではないというか、「あの子はどうせ何を言っても無駄だから、あなた達に彼を止めてもらうわ」的な動きをしているような。
むむむむむ。
思いつく方はぜひコメント欲しいです。
といったところで、次回は2ヶ月後!?
これまたしばらく御預けを食いそうです…
それでは、今年も何卒ヨロシクお願いします🐯
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