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2022年5月: VLOG 始めました。
拝啓 大きなカードキャプターの皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
ただいま絶賛3年ぶりの "制限なし" の大型連休でございますが、お仕事を頑張っている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
勿論私が働く業界は、BIGBOSSの歯の如くホワイト中のホワイトの業界なものですから、休日にお家で検証機を動かしたり、反抗期の如くキレまくるお客さんに提出するレポートを執筆するなんてことは、あろうはずがございません。
娘ができたら絶対エンジニアには嫁に出さんという強い気概を持ったうえで、キーボードを殴打している次第でございます。
仙台市役所の職員か楽天イーグルスの2軍選手と結婚しておくんなまし。
さてさて、そんなあちきの鬱憤を晴らしてくれる大天使・木之本さくらちゃんでありんすが、ええ、あんたらいつになったら 「2人のアリス」 始めるんよ。笑
演劇をやるって言ったのは確か45話でっせ。
そろそろ2年経っちゃうよ。
という長期間かけて準備を進めていることや、CLAMP大先生も終わりが見えてきているという過去の発言を鑑みると、やはりクリアカード編の終着駅は「2人のアリス」 なのかなーと思っています。
今月号もレッツチョコミント。
クリアカード編第62話の流れ
感想&今後の考察
マカロンってお家で作れるの!?
とおっさんに衝撃を与える一コマから始まりました今月号。
学校にて彼女お手製のマカロンをもぐもぐする小狼くん。
そして彼氏が苦手なチョコミント味で彼氏の胃袋をぶち掴んでいくさくらちゃん、さすがですわ。
この2人だけの絡みって久々だった気がするので、妙なほっこり感があります。
実家の様な安心感。
最近彼らが意識を向ける比重がなんせ秋穂ちゃんが多いものですから、まあ必然的に話す内容が暗くなってしまいますよね。
秋穂ちゃんに魔力がないこと、もちろん悪意がないことは分かりつつも、海渡さんが暗躍しているこの現状。
彼の底知れぬ魔術師としての実力や、目的が分からないこの状況では、さくらちゃんサイドの動き方も、非常に難しくなってきますね。
くれぐれも無茶をしないようにと、互いに約束を交わす2人ですが、例の作用によって、約束の指切りをすることができません。
小さな指を触れることさえ許してくれない、この現象は一体何なのでしょう。
若人から青春を取り上げるこのような非人道的行為を、CCさくら読者は許してはいけない。
当初は、クリアカード編 第130話 くらいで海渡さんが出てきて、「接触を断たせていただいておりました(暗黒微笑)」なんてオチかと思っていたのですが、最近彼の暗躍がもはや暗躍じゃないほどに色々な事象に絡みまくっているので、なんかもう頭がフットーしそうだよおっって感じです。
日本には古より「じゃあ協会のせいなんじゃない?」ということわざがあるのですが、よくよく考えてみると、今まで直接干渉してこなかった彼らが急に登場するのも変な話なので、たぶん違います(テキトー)
さくらちゃんの潜在意識が、小狼君を拒絶ないし何らかの疑いをかけていたという描写かとも思っていたのですが、今回、彼の苦手なチョコミントを食べさせることでそのわだかまりは解消されたと思うので、これも違います。
秋穂さん。
そう犯人は詩之本秋穂さんなのです。
馬鹿な!?彼女には何の魔力もないはず!
協会屈指の最強魔術師の子として生まれた彼女に、本当に魔力はなかったのか。
否、実は彼女には微力ながら魔力があったのです。
幼少の頃から心ない大人たちにそのか弱い身体と心を蝕まれ、私には何もないと塞ぎ込んできた秋穂さん。
海渡さんという憧れの存在、そして友枝中の愉快な仲間たちと出逢うことにより、彼女の凍てついた心は次第に溶けていきます。
しかし潜在的に、そう、潜在的に彼女の心に巣食う "他人の幸せを羨む感情" は、彼女の微力な魔力とリンクしていたのです。
その矛先は、自他共に認めるほど、容姿や性格が似ている友人、木之本さくらとその恋人に向かったのです。
秋穂さんのその悲しい潜在意識と魔力は、奇しくも友人が ”好きなひとに触れられない” ということに作用してしまったのです。
悲しき友情、数奇な運命。
そして今明かされる、リーリエとユナ・D・海渡の本当の関係。
リーリエ「貴方の想いには答えられないわ。私と貴方は恋愛関係になると、国家の法的にも倫理的にも大きく問題になる縁があるのだから…」
黒崎一護「なん…だと…」
海渡「それでは、私と秋穂さんは実の…」
なんやかんやの良い感じの魔法で、秋穂はその真実を知ります。
憧れの、そして唯一の心の支えだった想い人が、実の兄であるという衝撃。
少女は膝から崩れ落ちますが、それでも彼女の情欲が揺らぐことはありませんでした。
恋愛は障壁が高いほど燃え上がるという国境なき人間の性。
たとえ兄妹といういばらの恋愛であろうと、国が定めた法であろうと協会であろうと、それが彼女の歩みを止める理由には到底なり得ません。
桃矢「気が合いそうだな。」
かくしてその大会は開かれた。
優勝者は町の法を1つだけ改正できる権利が与えられる、友枝町暗黒武術会。
一夫多妻制を懇願する中国のおだんご娘、
在学中の教師との公な交際を心に願う女学生、
アルバイト狂戦士の兄、
意中の相手を寝取りたい(直球)大手玩具メーカーの令嬢など、
我こそは町のダイバーシティを促進せんとする誉れが高い参加者が集った。
かくして、血で血をあらうこの戦いは
クリアカード編に考察とか意味ないから(暴言)
クリアカード編読者は考察をするな。
クリアカード編読者は自我を持つな。
我々読者は、CLAMP神が創成したこの大河の激流に、ただただ身を任せていくしかないのです。
そしてこの激流は、今月号においてますます勢いを増していきます。
『おまえは もう戻れない。』
またもや登場したこのおぞましいフレーズ。助けてタコピー。
演劇の居残り練習をするさくらちゃんと秋穂ちゃんは、お互いの台詞や立ち位置を確認しつつ、演劇の衣装や舞台の展望など他愛のない話をします。
そしてお手製のマカロンを秋穂ちゃんに振る舞うさくらちゃん。
ここの秋穂ちゃんはイラストも反応もその振る舞いもすべてウルトラチート級にかわいいので、ぜひ刮目して彫刻刀で脳に刻み込んでください。
秋穂ちゃん、本当にいい子ですよね。
持論ですが、他人の厚意に対してフルパワーで反応できる人間って、周りに愛されている率が高い気がします。
そんな秋穂ちゃんは、
自分の大切な人が自分の作ったものを食べてくれるのは嬉しい。
そして同じものを好きになったくれるのはすごい。
なんて全人類に今すぐ演説かまして欲しいぐらいの格言を残すのですが、さくらちゃんと意識が共鳴したところで、やはり失神してしまいました。
もう秋穂ちゃんと喋るときは床に体操マットを敷いたほうがいいよ…。
さくらちゃんの眼前に現れたのは、やはり謎のフードの人物。
『おまえは もう戻れない。』という不気味な言葉だけを残して、現実世界に戻されます。
これが演劇の本番だったかと思うと恐ろしいですね。
まあ今の段階でも大概恐ろしいのですが。
固着したのは『呼応 -SYNCHRONIZE-』カードで、ケルベロスとスピネルによる考察が始まります。
クリアカード編に考察とか意味ないから(涙)
守護者は考察をするな。
激流に身を委ねよ。
いつの間にか木之本家の一員になっているスッピーかわいい。
御母堂って。
今更ではありますが、さくらちゃんがこれまでに固着してきたカードたちが、さくらちゃんの周囲の人間を模しているデザインであることが言及されます。
「クロウカードは殆ど『精霊』や『聖獣』の姿やのに」
「新しいカードは同じような感じでも『事象』やな」
引用:なかよし2022年6月号 CCさくらクリアカード編より
ぐぬぬ…どいつもこいつも今更なこと言いよってからに…
会議の終盤で前の人が言ったことをリピートするだけの部課長かよ…
クリアカード編のケロちゃんマジで使えねえは到底分かりようもないことについても、一緒に親身になって考えてくれるので本当に心強いです(*^-^*)
とはいえ集めたカードに触れるという貴重なシーン。
確かに最近のカードはもはやさくらちゃんが体感した『事象』に準ずるものになってきましたね。
周囲の人を模した…というデザインになると、そろそろネタ切れになるのではないかとも思っております。それこそ終わりが近い…?
そして前回もブログで書いた(気がする)のですが、もうこの終盤のカードは、さくらちゃんの潜在意識を具象化したものに過ぎず、戦闘などのに再利用するとかはないのかなあと思っております。
まとめて使う的な展開はあるのかもしれない。
そしてそして息を吸うレベルで当然のように問題が起きるミラーのカード。
小狼カードのミラーは今海渡さんが持っていて、今回クリアカードのミラーがなくなったってことでいいのでしょうか。
なんでミラーちゃんばっかり…。
クリアカード編に犯人探しとか意味ないから(聖人)
きっと意味があることだから。
もうとりあえず協会や海渡さんのせいにするのはやめよう。
ってか今更だけどミラーちゃんがいなくなったことに対してあまり触れていませんよね。
どうしようもないことだとは分かるのですが、
ぐっ…もう少し…探せ…お前ら…必死で…っ!
マカロンもいいが…なかよしさんだろうが…っ!
ケルベロスも…スピネルも…ずっと部屋に籠ってないで…探せ…っ!
あるだろう…羽…っ!
ということでまたもやカードに欠品が出てしまいました。
おしまい。
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