ごだいぶろぐ 絶対大丈夫じゃないSEのぼやき

頭が封印解除しているシステムエンジニアのブログです。カードキャプターさくら クリアカード編の感想記事を定期更新中

【クリアカード編 原作66話】カードキャプターさくらを知らないSEの感想(ネタバレ注意)|赤の女王の城へ、さくらを導く偽の小狼と…

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クリアカード編第66話の流れ

 

感想&今後の考察

はじめに結論から書いてしまうと、内容として今回は大きな進展がないように思いました。

進展はないのだけども、『時計の国』の世界感や神秘さ、不気味さがフォーカスされ、そして長らく明かされなかった1つの謎に答えが出された回でございました。

 

今回の答え合わせに加えて、主要キャラの総出演やシリアスな演出が連続していることから、いよいよCLAMP先生が風呂敷を閉じ始めていることをひしひしと感じる…。

 

さてさて、演劇の途中で時計の国へ連れていかれたさくらちゃんと小狼くん。

 

件の世界へ突入したタイミングはそれぞれ異なるものの、なんやかんやあって2人は無事に再会しましためでたしめでたし。

 

には残念ながらならず、小狼くんがさくらちゃんだと思って手を掴んだ彼女の正体は、なんと行方不明だったミラーちゃんでございました。

 

その一方で本物のさくらちゃんはというと、彼女は彼女で偽の小狼くん、通称『猫』さんにどこかへ連れていかれてしまいましたー、というところからの66話でございます。ややこしやー。

 

銀の龍ならず、黒い龍の背に乗って移動するさくらちゃんと猫さんは、見開き2ページを使って精巧かつ壮大に描かれた、天空に浮かぶ「赤の女王」の城へ到達します。

 

龍のサイズから比較すると、相当な大きさの城ですよね。千葉県にある夢の国のシンなデレラのお城の10倍くらいありそう。

 

さくらちゃん「お城や周りは医師や鉄でできているのに、その下は水晶みたい。どうして?」

 

猫さん「…」

 

 

いや無視かよ。笑

 

さすがの猫さんでも城の造形に関する知識はないご様子。

聞こえないふりをしているようで、何事もなかったかのように、「ようこそアリス」などとそれっぽく振る舞います。

 

そしてここからは謎のドヤ顔ラッシュの猫さん。

普段の優しい彼氏とは異なり強気な目線とその態度で寝取ってくる迫ってくるという展開で、なかよしを購読する女児の何かを覚醒させていく展開が繰り広げられております。

 

そして場面は変わって日本より東の国々へ。

 

かわいい息子に変な女は近づけない最強占いお姉さん(当社比)、李夜蘭さまこと小狼ママの登場です。

 

エリオルくんとTueee系の話を展開しながら、実は小狼くんとさくらちゃんが接触すると電撃が走るアレは、小狼ママの仕業だったことが明かされます。

 

どうやらお得意の占いにて、小狼君はさくらちゃんと"その他の誰か"を認識できるようにする必要があったことを見越していた様で、そのおかげで彼は今回、偽のさくらちゃんをミラーちゃんだと瞬時に把握できた様子です。

 

確かに前回の小狼君は偽のさくらちゃんの手を握って「衝撃がない?」的なことを言っておりましたが、うーん、この状況になってしまっては役に立たなかったような…。

 

まあさくらちゃんたち当人を含め、周囲の誰の仕業かも本人たちには分からないという状況が、海渡さんを出し抜けるという意味で優位性があったのでしょう(鼻ほじ)

 

エリオル「それにしても触れると電撃が走るとは…」

 

エリオル「噂通りスパルタですね^^」

 

さすが我らが大統領、驚きつつも想定の自分の思考の範囲内といった表情です。

 

そんな相変わらずのサイコっぷりを見せるエリオルくんですが、結局のところ、外部から今のさくらちゃんたちには干渉できず、二人を信じるしかないという結論に至ります。

 

まあ仕方ないよね…早めに守護者2人を日本へ遣わしたところで、今回の章ではお役御免ですかね。

ちょっとメタっぽい発言になるけど、こんなチートキャラに介入されたらパワーバランスがおかしくなっちゃうからね…。

 

そして読者が4年くらい前から気づいていることを、見開き2ページを使って重大発表する観月先生。あたりまえ体操かな?

 

なんにしても、異国の関係者の皆様はこれ以上のサポートができないご様子。

この顔ぶれをもってしても今の状況に何もできないといったことから、『時計の国』とユナ・D・海渡の力の強大さが伝わってきますね。

 

そんなこんなで時計の国の庭園を歩き進むさくらちゃんと猫さん。

噴水に腰をかけた PROMISE (約束) のカードのデザインとなった雪兎さんが、二人を迎えます。

 

ここのさくらちゃんと雪兎さんの問答、会話が成立している様で成立していないんですよね。

 

不気味に感じる正体これか!

恐らく読者と同じを疑問をこの世界の人物に投げかけているさくらちゃんに対して、表情のみで回答がなかったり、抽象的な内容でかわされるこの状況がちょっと怖いです。

 

それとさくらちゃんの意識がどこまで正常なのか評価できないところも超不気味。

 

雪兎さんの「約束を忘れないで」発言に対し、さくらちゃんの「誰との?」という発言。

これ、普通に考えるとさくらちゃんは正常で、「いや雪兎さん、主語言えよ。」という話なのですが、このコマの背景とかもうおどろおどろしいし、猫さんの目が見えない様に描かれているのもなんか怖い!笑

 

そして何も答えずに消える雪兎、続く王女との謁見の間に並び立つ藤隆パパも桃矢兄ちゃんも全部全部怖い!!!

 

誰か!さくらちゃんに優しい言葉を!かけてあげて!

 

というところで赤の女王、こと秋穂ちゃんが登場してまた次回、という内容でございました。

 

さてさてこの何とも不気味な状態におきましては、SNSで色々話題になっているかと思うのですが、私的にやはり気になるのが、さくらちゃんがおかしくなっていないかということ。

 

実は猫さんが偽物であることに気づいていて、だからこそあえて小狼君の名前を呼ばずに「猫」さんと呼んでいるというアツい展開もありそうですが、その真実やいかに。

 

そしてそしてCLAMP先生はこの状況からどこに着地させる気なの!?!?

 

さくらちゃんが変な世界に連れていかれました→赤の女王である秋穂ちゃんに会いました→それから…?

 

海渡さんの真意として、当ブログではさくらちゃんと秋穂ちゃんの入れ替え、またはそれに近しい残酷な内容であることを予測してきましたが、なんだこの状況は、全然読めないぞ(歓喜)

 

冒頭でも触れましたが、クリアカード編はいよいよ終点の駅にたどり着こうとしているのかもしれません。

2022年10月の時点でこれということは、もしや2023年、残り10話くらいでエンドロールかも…?

 

それが喜ばしい様な、寂しい様な、悲しい様な。

 

次の回あたりで、しばらく登場していなかった海渡さんも登場するのでしょうか。

 

1ミリも読めない超展開が続いておりますが、この物語の結末が分からずもやもやするという瞬間(期間)はまさに「今」だけなので、今のうちにSNSとかで予想や感想なので盛り上がれたら良いですね…!

 

私もいつかTwitterのスペース(Spaces)でフォロワーさんと談義してみたいです…!

というところまた次回!

 

次もぜってぇ見てくれよな。

 

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