ごだいぶろぐ 絶対大丈夫じゃないSEのぼやき

頭が封印解除しているシステムエンジニアのブログです。カードキャプターさくら クリアカード編の感想記事を定期更新中

【クリアカード編 原作69話】カードキャプターさくらを知らないSEの感想(ネタバレ注意)|ラストカードは"交換(Exchange)"!入れ替わるさくらと…

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クリアカード編第69話の流れ

 

感想&今後の考察

CCさくらを愛するみなさま、新年あけましておめでとうございます。

 

今年も何卒、何卒よろしくお願いいたします。

 

ということでやや遅れ気味で読了したなかよし2023年2月号、嬉しいニュースが飛び込んでまいりました。

 

次回が最終巻かと思われていたクリアカード編ですが、なんと1巻分追加されるとの朗報が飛び込んできました。

 

これがいわゆる「もうちっとだけ続くんじゃ」ですね、CLAMP先生!

 

それでも本来は、3月31日発売の14巻が最終巻だったとすると、今後残り2話程度でふろしきを畳む予定だったと思われます。

 

残り2話。

 

私はてっきり、今回の1巻分追加の朗報については、14巻でメインシナリオの完結、15巻でしゃおさく・ユナ秋・その他メンバーのスピンオフを描くのかなあ、なんて考えておりました。

 

でもでも、小狼くんと海渡さんがバッチバチにやり合っている中で、残り2話でメインシナリオの完結は無理ですよね…?

 

やはりメインシナリオの彼ら彼女らの行く末を描き切るためには、CLAMP先生の当初の想定を遥かに超えてしまったのですね。

 

もしくは海渡さんの強力な魔法が、物語を飛び出して編集部の偉い人たちを心変わりさせてしまったのでしょう。

 

 

なんにせよ、木之本桜の物語はまだ終わらない。

 

そこで目にするのは笑顔や喜び、泣き顔や悲しみかもしれないけど、私はそこに一喜一憂するのは、もう終わりにします。

 

もう残りの1年は、彼女が真の幸せに到達をするのことを祈り、そして彼女とその周りの力を信じるのみとします。

 

ファン一同で見守りましょう、令和の「絶対、だいじょうぶだよ」とやらを。

 

かーらーの巻頭カラーはティナ・リエ・トリアキス宣言。

 

いやもう割とマジでやめとけ。笑

 

そして話題の白い法衣ですが、ベールがあると一気にウェディングドレス感が出ますね。

 

さらにその胸に抱えるのは大きな一輪の赤いバラ?

 

もしバラの花であれば、本数によって花言葉の意味が変わるとよく言いますよねー。

 

ちなみに調べてみたら、1本のバラの花言葉は、「一目ぼれ」「あなたしかいない」だそうです。

 

 

 

(´◉◞౪◟◉) !?

 

 

いやもうわかってるから。

 

秋穂ちゃんLOVEなのわかってるから。

 

それ巻頭カラーでって、おま、ピュアすぎてマーメイドメロディーぴちぴちピッチピュアって感じだわ。違うか。

 

そんな溢れ出すラブパワーが隠しきれない海渡さんから開始した第69話。

 

小狼くんと海渡さんのバトルシーンから開幕しました。

 

前回から「さすが李家 次期当主」と連呼する最強魔術師の様子は、相も変わらず、皮肉を交えているかと思えるくらい余裕な表情。

 

と思いきや、杖を出した途端に彼の眼光はいつになく鋭いものに。

 

己が杖を小狼くんの剣と交えます。

 

最強魔術師とやりあっている中一男子すごい。

 

そして旦那の「飛べ!」から嫁の「はい!」については夫婦みが強すぎる。ありがとうございます←?

 

この間に、意識を取り戻したさくらちゃんは秋穂ちゃんとこの世界を脱出しようと、飛翔で飛び回ります。

 

ここはいつも世界とは違う。

 

そんなことを不安に思いながら、自分が過去に創ったカードで構成されていることも理解しているさくらちゃんは、「自分が言う事を聞いてくれるかわからない」としたうえであるカードの名前を宣言します。

 

そのカードは「破壊」、いつになく険しい顔でその名を口にすると、空間に亀裂が入り、大きな穴が空きました。

 

現れたのは外の世界への出口。

 

秋穂ちゃんを抱えて飛び出すさくらちゃんですが、彼女を抱いて涙を流します。

 

正気に戻ったとはいえ、彼女は未だ混乱の中にいるようで、秋穂ちゃんの不憫な境遇を感じ取ってしまったこともあるのか、”自分が赤の女王になればよかった”と口にします。

 

そして、容易に口にしてはいけない一言を、彼女は発してしまいます。

 

 

わたしが

秋穂ちゃんとかわれば

よかった

 

 

おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい。

 

それはあかんてさくらちゃん。

 

彼女のその心やさしい性格ゆえ、無意識にとっさに出た言葉であることは理解しているつもりです。

 

そして自己犠牲の精神は尊いものだとも思うのですが、それは他人に向けて発していい言葉ではないぞよ…と少しモヤりました。

 

が、ダメ…ッ!

 

せっかく脱出できたと思いきや、それはすべて海渡さんが「夢見」で見せた夢でした。

 

これは巧い。

 

さくらちゃんにカードを創らせるために彼女の感情を高ぶらせ、そして願わせる想いは、秋穂ちゃんの境遇を自分が被れるようにすること、彼女が傷つくぐらいであればいっそ、自分がその立場に ”入れ替われば” 良かったというもの。

 

否、巧いというかもはや下衆い。

 

さくらちゃんの優しさにつけ込んだ悪魔的な発想。

 

そしてここに、ついに稀代の最強魔術師が欲していたカード、"交換 (Exchange) " のカードが顕現されました。

 

このカードのデザインのモチーフは、さくらちゃんと秋穂ちゃんの入れ替えを暗示するものかと思うので、

 

さくらちゃんにちなんだ花と、秋穂ちゃんにちなんだ花が描かれていると思うのですが、

 

後者はなんだろう。

 

秋の花…コスモス?でも蕾の形状は桜っぽい。

 

教えてお花に詳しいひと!

 

そして待望の瞬間に思わず気が緩んだが、一人称がいつもの外面モードの「私」から、本来の「俺」に変わったのがちょっとカッコいい。

 

これは散々ファンの間でも、そして当ブログでも予想していた最悪のシナリオ、さくらちゃんと秋穂ちゃんの境遇を入れ替えてしまうものではないでしょうか。

 

その裏付けとして我々の記憶に新しいのは、モモ様がさくらちゃんに見せた世界。

 

自分の家族、親しい友人が自分を他人のように扱う世界。

 

もしこれが実現してしまったらと考えると、もうCCさくらファンの心はぐっちゃぐちゃになるかと思います。

 

みなさまもクリアカード編に対する様々な感情はあるかと思いますし、私もそんな野暮ったいことはブログで書かないと心に決めた(ような気がする)のですが、

 

 

この展開CCさくらでする必要あるー!?!?!?

 

 

もう一度だけ、クロウカード・さくらカード原理主義派のみなさまを代弁して申し上げます。

 

 

なんでさくらちゃんの優しい心につけいるような真似をするのーーー!?

 

 

「まーたごだいの発作がはじまったよー。」

「めんどくせえファンだなー。」

と思われた皆さま。

 

いやもう、その通りで一切反論することができないのですが、一瞬だけスイッチを切り替えさせていただくと、うるせー!こちとら毎月CLAMP先生に心を「破壊」されとんじゃい!でございます。

 

これも1億と2千年前から申し上げているのですが、私はさくらちゃんの周囲も彼女に対してひたすら優しい世界であってほしいという願うクッソ面倒なオタクなので、

 

こんなホラーで残酷で悲惨な展開に彼女が巻き込まれることには、身体が悲鳴を上げてしまって耐えられない体質なんDA★

 

失礼、もうこの展開は随分前から規定路線だったかと思うのですが、それでもいざこの時がきてしまうと、やはり悲しくなってしまいました。

 

そして海渡さんよー!

 

自分が愛している子は自分との未来を望んでいるのに、それが無自覚なのか、自覚したうえでの自己犠牲・自己満足全開のムーブなのかは知らんが、やることが極端すぎるんだよあなたは!

 

秋穂ちゃんはどんな境遇であれ、あなたさえ、あなたさえいてくれればそれで良いのに…

 

これで秋穂ちゃんの記憶が上書きされてしまうようなことがあった場合、さくらちゃんがいなくなってしまうことが起きてしまった場合、

 

誰が幸せになるんですかね。

 

考えれば考えるほど、海渡さんの自己満足DTムーブにしか思えない…。

とはいえ…

 

残り2話の展開に注目です。

 

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