new! 2019年4月より新シリーズ連載開始しました!
2017/7/15 最終回を迎えました!
コミック1巻のあらすじ
30代未婚彼氏ナシ…もしあの時●●だっ「たら」してい「れば」…!
ドラマの脚本家・鎌田倫子はもう33歳である。
高校からの同級生のネイリスト・香と小雪とは、小雪の家の居酒屋・呑んべえで日々女子会を楽しんでいる。そんな日常ももちろん悪くない、でも・・・
結婚どころか、恋愛からも遠ざかりつつあるそんな倫子は、当初テレビ制作会社のAD・早坂に20代の頃は告白をされていたのでした。
―――しかし!その早坂といったら、高級ディナーではしどろもどろ、おまけにだっさい指輪でその日のうちに倫子に告白。早坂自体がダサいことから、倫子はお断り。そんな過去を経験したものの、あれから10年――。
何だかんだ、あのダサいAD・早坂とは10年たった今でも仕事で顔を合わせ、早坂は今じゃディレクター。そんな彼に、脚本家として独立した倫子はネットドラマの脚本の仕事をもらったりしているのだった。
だがそんな早坂もいまだ独身。10年前のようなダサさもなくなり、いったいなぜ独身なんだろうと倫子は倫子のアシスタント・まみちゃんと一緒に不思議に思うのだった。
そんな早坂さんから、倫子は食事に誘われる。まみちゃんからも、倫子に早坂さんは倫子に気があるのでは?といわれたこともあり、倫子は早坂を意識し始めるのだった―――。
「第4出動!!!」
緊急に男がらみの相談があるときに発令される、倫子・香・小雪の飲み会集合。第4出動自体が久しぶりということもあり普段の女子会よりもさらに話は盛り上がる。そんな盛り上がりの中、酔っ払いのせいもあってか倫子の元にあるタラの白子とレバーが倫子に問いかける・・・。
「早坂さんを逃したら、一生独身だ!!!」
昔のダサ男がカッコ良くなって帰ってキター!倫子ついにゴールイン…?
夢なのか何なのか・・・倫子は早坂と付き合うためにも、食事の当日はかなり期待をし気合を入れて出向いたのだった。・・・だが、そんな期待も期待で終わることになる。
早坂といいムードで食事を済ませ、ブルガリの指輪までもを差し出され、ついにはこの指輪が自分のものになり無事早坂とお付き合いがスタート!!
・・・なんて自分で盛り上がっていた矢先、早坂からとんでもないことを口にだされるのだった。
「まみちゃんに結婚前提で交際を申し込もうと思っているんだ。」
ブルガリの指輪も、倫子とまみちゃんの指のサイズが同じだったことから指輪のデザインの意見を聞くためだったのだった・・・。この大打撃を受け、呑んべえで香と小雪と、このことについて女子会スタート。
「もっとキレイになったら」
「好きになれれば」
そんなタラレバ話で大いに騒ぐ3人・・・その時・・・
「いいかげんうるさいんだよ」
呑んべえで飲んでいた、ひとりの金髪の男が倫子たちに声をかける。
「女子でもねえ女子会」
「タラレバ話でよく盛り上がれるな」
「行き遅れ女の井戸端会議」
倫子達にとって突き刺さる言葉を投げかけ、挙句の果てには「タラレバ女」と言い放つ。タラレバ言ってたって仕方がないのはわかっている・・・。その金髪男の言葉がずっしりと倫子にのしかかるのだった。
そんな最悪な金髪男が、ある日人気のあるモデル・KEYという男であることを知り、
さらに倫子達は金髪男に対してのむかつき度が増す。何かと倫子と偶然遭遇したり、金髪男も呑んべえを気に入っていることからたびたび出没し、そのたびに倫子達に痛~いお言葉を突き刺すのだった。
そんな矢先、倫子の脚本に、金髪男・KEYが出演することが候補であがる。
これなら脚本家である倫子にもあの金髪男は頭があがるまい・・・。そう思っていた倫子だが、何とKEYはダサいから出たくないと出演を拒否。
またしても倫子はプライドを傷つけられ、3人でカラオケで荒れるのだった・・・。カラオケで荒れているときにまたしても例のタラとレバーが現れる。
「時間がない!」
「仕事でコケたなら恋に走れ!」
「狩場に金を払っていくしかない!」
散々とタラとレバーに言葉を投げつけられ、倫子は婚活に意識を向けだし、3人は婚活パーティーに出向くのだった。だが、そこでもイケてない男はおろか、女の若い女ばかりで3人の居場所はない。
途方に暮れ、3人は呑んべえに言った矢先、金髪男・KEYが別の脚本でドラマが決まったと発言。恋はおろか仕事も婚活も、自分がお呼びでない現実を突きつけられるのだったが、そんなわけにはいかないのであった。
仕事がないなら枕営業すればいいじゃない
倫子は、降ろされた脚本を書いている新しい脚本家が元グラビアアイドルでプロデューサーとできているという噂を耳にする。俗にいう枕営業である。
そんな矢先、その2人の乗ったタクシーを倫子は追いかけ、箱根へせっかくだから、1人で箱根を満喫しようと高い一升瓶のお酒までもを購入し、香と小雪とラインをしながら飲み続ける。
「大丈夫かこれ・・」呑んべえで行けない2人は、小雪の親父とKEYと共にこのラインを見て倫子を心配する。だが誰も箱根に迎えに行くことはできず、KEYが迎えに行くことになるのだった。
箱根にたどり着いたKEY。倫子はKEYの姿を見て驚くものの、お酒をすすめて一緒に飲むのだった。その際にもKEYは倫子にぐさっと刺さる言葉を投げかける。
その言葉に打撃を受けている倫子に、さらにKEYは「俺に枕営業してみろよ」と言い放つのだった。倫子は最初は「それではできない」と言いながらもKEYと寝てしまうのだった―――。
感想をつらつらと…
33歳という30代の設定ながらも、とにかくこの年代だけではなく、結婚したい~恋愛したい~いい人いない~なんて言って女子会を日々繰り広げている女性にとっては本当に共感度が高いマンガだと思います。
タラレバタラレバ・・・。確かに、タラレバ話で盛り上がっちゃったりしますよね。
「可愛かったら」「キレイだったら」なんてというのはやっぱり女性としては思ってしまう部分がだれにでもあると思うんです。。
こういうのがなければ、女性同士でよくありがちな「妬み」とか「ひがみ」なんていうものも世の中には存在しない、なんて思いませんか?
それだけではなく、まだまだ自分は行けるぜ、大丈夫!まだまだこの先あるある、なんていうような感覚で20代の頃の倫子が早坂を振る部分なんて、納得しちゃう面もありますよね。
そんな中、金髪男のKEYの出現。
現実そんなモデルの男がいきなり30代女性達に絡んでくるなんてありえないー!なんて思いながらも、もうね、結局この金髪男の素晴らしい的を射た発言にうんざりしながらも納得して東京タラレバ娘の世界に気づけば、どっぷりと引き込まれてしまうんです。
若い世代の女性から見れば、倫子達を見て「自分はああなりたくないよね!」なんて思われてしまっても仕方がないのかもしれません。
きっと倫子達も20代の頃は、こんな30代の自分たちを想像もしていなかったでしょうし、おそらく彼女たちも20代の頃は同じ風にその世代の人たちを思ってしまっていたと思いますし。
タラレバタラレバ言っても仕方がない。でも、このタラレバはある意味女性にとってはやっぱりどうしても盛り上がっちゃう話題なんですよね。
それにしても金髪男・KEYと倫子がまさか箱根で・・・!この展開、ますます見逃せないですよね!
きっと、倫子と同じ立場にいる方は倫子に対して「くーー!!うらやましい!」なんて思っている方もいるのではないでしょうか。
そんではまた次回!
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