new! 2017年5月21日に最新8巻感想をアップしました!
2017/3/22 ドラマの最終回を迎えました!
祝!TVドラマ化!
全国のタラレバ娘の皆さまこんばんは、五代です。
『東京タラレバ娘』主演・吉高由里子さんで2017年1月、日本テレビ系水曜よる10時より放送開始です!
ネカフェで読んで以来本作品に大ハマりしている私ですが、この実写化のニュースを聞いて少々はしゃぎました。
うん、正直めっちゃ恐ろしい面白いよこの漫画…
正直、読んでみて決して明るい気分にはなれないのですが、異性間のダークな側面が垣間見ることができるこの作品に何故か惹かれてしまいます。当事者にはなりたくありませんが…(笑)
ということで、発売したての第6巻のネタバレと感想をば書かせて頂きます。よろしくお願いしますm(_ _;m)
以下、ネタバレ注意
6巻の簡易ネタバレ
・香は妊娠していなかった(過剰なダイエットによるもの)
・バンドマンには本命の他にもう1人彼女がいた(つまり香はセカンドではなくサード)
※本記事ではこのパートをピックアップします
・小雪が年下既婚者の家にお泊り
・男側の家族がお泊りしていたところにやってくる(しかも寝室)
・倫子が早坂に再び惹かれ始める
・2人で呑んだ後倫子から思わずキスをしてしまう
・早坂もまんざらではなくおすすめのデート場所をKEYに聞く
・倫子と早坂でデート場所にKEYが待ち構えていた
香と元カレの恋(?)の行方
香(かおり)の生理が2週間も遅れているー
さすがに酒を飲む気分にはなれないとカフェに第4出動するタラレバ娘たち。
妊娠でもした?と冗談めく小雪(こゆき)だったが、香は泣き崩れてしまう。まずは病院で検査しようと提案する小雪に対し、香りは顔を上げることができなかった。
香
「それでできてたら私どうなるの」
「私どうするの?」
すぐさま立ち上がりドラッグストアに向かう小雪。なんとも勇ましい様子で妊娠検査キットを購入するが、香はそれを使おうとはしない。
香
「涼(バンドマン)ちゃん、今の彼女とは結婚しないんだって」
「でも子供は欲しいんだって」
小雪
「クソ野郎だな…」
倫子(りんこ)
「セカンドにそんな話するんかいっていう」
香
「あたしさ」
「涼ちゃんって今の彼女とはそんなに続かないと思うんだよね」
「これで涼ちゃんがあたしをもっかい本命にしてくれるなんてことは」
「ないですかね」
何とも言えない表情で話を聞く倫子と小雪。それでもまずは検査をと勧めるが、香は依然拒否。涼が妊娠したことを嫌がったら、それですべて終わってしまうからーだと。
場面は変わり、涼のマンションに訪れる香。どうやら風邪をこじらせて体調が悪い様子。過去に付き合っていたころに看病したことを思い返していた香だったが、ひょんなことから涼に妊娠検査キットをみられてしまう。
涼
「おまえ妊娠したの?」
香
「ど…」
「どうしよう涼ちゃん」
「私どうしたらいい?」
急な彼からの発言に不意を突かれほうけてしまう香だったが、彼から発せられた言葉は(読者的に)意外なものだった。
涼
「産みたい?」
香
「…産んでいいの?」
涼
「…香が決めていいよ」
「責任とるよちゃんと」
「1人で悩んでた?ごめんな香…」
そう言って香を抱き寄せる涼。そんな優しい言葉に、香は涙をこらえることはできなかった。
場面は再び第4出動ー以前も集合したカフェにて涼とのことを2人に話す香。当然倫子と小雪は仰天する。
小雪
「責任って認知するって意味なんじゃないの?」
倫子
「いや、金は出すって意味かも」
幸せな気分に浸っている香の前に少々暴走する2人であったが、自分を大事にしてくれたと香は静かに口にした。そして急に立ち上がりー
香
「ってことでこれ(検査キット)やってくる!」
倫子&小雪
「「まだやってなかったんかーーーーーーい!!」」
そして
トイレから戻ってきて陰性だったことを明かす香と、またまた仰天する2人。香のことを心から心配していたからこそか小雪は若干の怒りを見せたが、ちゃんと病院では検査を受けなさいと香に言う。
安心してお腹が空いたとメニューを開く香だったが、メニューには大粒の涙が零れた。産みたいのにほっとしている自分に対し何がなんだか分からないと、
溜めていた感情が外に漏れてしまった。
場面は再び涼のマンション。生理が来たことを打ち明ける香。どうやらここ最近の無理なダイエットのせい(5巻参照)だったと解釈した。
驚かせてしまったことを謝罪する香だったが、涼から発せられた言葉はまたまた意外なものだったー
涼
「なんだよもーーーー!」
「よかったーーーーー!」
「ほっとしたーーーっ!」
「マジあせったーーっ!」
あまりにも心ない言葉を連発する涼。不意打ちを喰らいまたまた呆けてしまう香だったが、子供を作ろうと言葉を絞り出した。しかしー
涼
「いやいやいやいや」
「やっぱ俺まだ父親になる覚悟ないわー!」
「だから次はちゃんと気をつけるわ!デキないように!」
やられっ放しー
期待だけ持たされて撤回されてー
そして再びセカンドの座へー
自虐ともいえる自問自答を繰り返す香だったが、涼の家のチャイムが鳴り我に返った。まさか本命の彼女が?そう思い焦ってベッドから飛び起きる涼だったが、訪れたのはKEY(キー)だった。
どうやら撮影で近くまで来たらしく、お土産を渡しに来たらしい。着替えるから迎えに出てくれてと香に言う涼。言われたままにKEYを出迎える香だったが、やはりこの漫画、「妊娠してなかった良かったでも傷ついた」だけで終わるわけはなく、読者へ更なる爆弾を投下する。
KEY
「何やってんだよアンタ、こんなとこで」
香
「・・・」
KEY
「本命のいないスキに男の家上がり込んで」
「有名人の女ならセカンドでも幸せってか?」
「目が覚めるようにいいこと教えてやるよ」
「おまえはセカンドじゃなくてサードだ」
「涼さんはこないだもう一人モデルの彼女ができた」
よろめく香。不憫に思ったのか、KEYは今すぐここを出て二度と戻ってくるなと告げた。目を見開いたまま言う通りにする香。客人を迎えに出たまま外へ出て一切振り向かずに走り出すという異様な光景。
香りはこの1話で3度目の大粒の涙を流した。
独身男が6巻を読んだ感想
・・・・・・(゚Д゚;)
・・・・・・バンドマンまじかよ(゚Д゚;)
作者・東村アキコ先生の「このまま終わると思った?」の言葉が聞こえてくるかのようです。
堂々とセカンド宣言されて「それでいいのか香よ…」と思っていましたが、さすがにこれはキッツい。ましてや自分の年齢的な面で妥協して付き合っているのではなく、本気の本気で彼のことを愛していたからこその涙だったんだね…
あと『不倫』ってあくまで閉じたコミュニティでのことだから周囲に迷惑はかからないのだろうけど、内輪の人間は全員不幸になるよね。絶対。
一時の高揚感や背徳感で自分を満たそうとしてもその先に未来はない、東村アキコ先生はこの作品を通じて現代の男女の付き合いに警鐘を鳴らしているんだ!と、無理やり意識の高い解釈をしておこう…(_ _;)
そして突如現れるKYE。
彼は読者目線でタラレバ娘たちにメスを入れてくれますね。東村アキコ先生も意識されているのでしょうか。
当人からしたら上から目線だし口調はキツいしでまさに『悪魔』の様な存在なんですが、言ってることは理に適っているんだよね。
それだけに「目を覚ましてやる」発言は衝撃を受けながらもかなり爽快でした。やっぱりKEYニキは『天使』じゃないか(錯乱)
さてさて、そんなKEYが倫子と早坂さんのデートに現れて幕引きの6巻でした、いわゆる「倫子を奪いに来た」展開ではないと思っています。
だって俺らのKEYさんだぜ?(笑)
きっと早坂さんは実は結婚してて不倫しているだとか、実は相当な闇を抱えていたとか、まだ変身を2回ぐらい残している的な展開が待ち受けているに違いない。
7巻で徐々にパワーを上げ始める早坂さん
我らが倫子さんの恋は成就するのかーして欲しいところですが、正直このままうまくいかないんだろうなあ…
7巻にこうご期待!それではまた次回!
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